「年に2回しかない益子陶器市」
気になりませんか?
毎年、春と秋に栃木県益子町で開催される益子陶器市は、町全体に700近いテントが並び、作家さんの器や掘り出し物に出会える日本最大級の陶器の人気イベントです。

Sailing Dayの羊一です。
この記事では、そんな益子陶器市の魅力とともに実際に訪れた1日の流れや回り方のコツ、購入品を写真付きでご紹介します!

1. 【体験レポ】朝4:49出発!益子陶器市のリアルな1日

益子陶器市とは?
毎年春と秋に開催される、栃木県益子町の一大イベント。町全体にテントが並び、作家さんの器や日常使いしやすい焼き物が数多く集まります。
観光として楽しむ人も多く、器好きはもちろん、気軽なおでかけスポットとしても人気です!

少しずつ空が明るくなり始めた朝4:49。まだ眠気の残る中、益子へ向けて出発しました。
ゴールデンウィーク初日とはいえ、埼玉の田舎道はまだ静かで、ほとんど車も走っていません。静かな道を進みながら、少し特別な時間を味わえる――この朝のドライブは、毎回楽しみにしているひとときです。
6:40、益子に到着。
まず向かったのは毎回利用している共販センターの駐車場でしたが――
やはりというか、すでに満車。
「やっぱりもっと早く来ないとダメか…」と思いつつよしざわ窯の駐車場へ。こちらはなんとか無事に駐車でき、ひと安心。


さらにこの時点で、よしざわ窯の整理券(9:20)も確保!



これで今回の大きなミッションはひとつクリアです!
(1)7:30スタート!まずはくみあい広場へ
いよいよ陶器市スタート。
まず向かったのは、作家さんのテントが多く並ぶ「くみあい広場」です。テントがずらっと並び、歩いているだけでもワクワクする空間。
最初に向かったのは私の大本命!牛窯(うしがま)さんです。とにかく何か連れて帰りたい、そんな思いで人でいっぱいのテントの周りをウロウロ。100%の集中力です!
牛窯さんで印象的なのが、やさしい白が特徴の黄粉引(きこひき)。器の表面に白い土をかけて仕上げたマットで温かみのある風合いが魅力です。

作家の佐藤敬さんは、足で回す昔ながらの「蹴ろくろ」を使い、一つひとつ手仕事で器を作られているそうで、ぽってりとしたフォルムや、ほんの少しずつ違う表情がとても魅力的です!

初めまして!器大好きかおりです。
牛窯さんではコーヒーカップと茶碗、ヨーグルトやアイスに似合いそうなカップを全部で4つ購入しました!


そのすぐ近くにあるえのきだ窯さんのテントへも。
シンプルで落ち着いた形の器が並ぶ中で、ひときわ目を引いたのが水玉やストライプ柄の器。作家の榎田若葉さんの作品で、やさしい色合いと少し遊び心のあるデザインが印象的です。
ロウびきという技法で柄を表現しているそうで、ロウで部分的に釉薬(ゆうやく)をはじくことで模様を出す技法だそうです。しっかりとした厚みがあり、日常使いしやすい安心感もありながら、さりげなく食卓のアクセントになってくれる、そんな器だと感じました。
器の表面にかけて焼くことで色やツヤを出したり、水を通しにくくするためのコーティングのようなものです。

その中で遠目でもキラッと目に留まったお皿を一枚。「取り皿にかわいい」と思い、今回はこちらを選びました!

(2)遺跡広場・芝生広場へ|開放感のあるエリアで器との出会い
くみあい広場をひと通り見たあとは、丘の上にある遺跡広場と芝生広場へ。
ここは少し開けた雰囲気で、また違った楽しさがあります。ゆっくり歩きながら見て回れるので、気持ち的にも開放感のあるエリアです。

(3)新井さんのテントでピッチャーに一目惚れ
そんな中で出会ったのが、新井尋詞さんのテント。
並んでいる器の中で、ひときわ目を引いたのがピッチャーでした。実は今回、ひそかに探していたアイテムでもあります。
なかなか「これ!」というものに出会えず、そろそろ諦めようかなと思っていたところで――娘が「ママ、これじゃない?」と一言。見た瞬間にピンときて「あ、これだ」と。私の好みを熟知している娘に見つけてもらった嬉しい出会いでした。

陶器市では“出会い”が大事とはよく言いますが、まさにその感覚でした。こういう直感は大切にしたいところですね!

(4)柏井羊さんは予約制…今回は見るだけ
その後、気になっていた柏井羊さんのテントへ。
ただ、こちらは予約制。
残念ながら今回は中に入ることはできず、外から見るだけになりました。



実はこれまでに3枚ほど持っていて、よく使っている器でもあります。また次回の楽しみが増えました!
(5)焼き芋でひと休憩→よしざわ窯へ
ひと通り見て回ったところで、焼き芋でひと休憩。

歩き回ったあとに食べると、なぜかいつもよりおいしく感じます‼︎


(6)よしざわ窯でのお買い物
少しゆっくりしたあと、整理券の時間に合わせてよしざわ窯へ。
これまで何度も行列を見ては諦めていた場所でしたが、今回はついに入ることができました。
入口はまるで温室のような雰囲気で、そこからすでにわくわくする空間。中に入ると、やさしい色合いや可愛らしいフォルムの器がずらりと並び、思わず見入ってしまいます。
動物や植物をモチーフにしたデザインや、少し個性的な形の器など、益子の中でもあまり見かけないような“可愛らしさ”が詰まっているのも印象的でした。

どれも魅力的で、なかなか決めきれずに悩む時間もまた楽しくて。迷いに迷って、今回は3点を購入しました!





「また来たい」と思わせてくれる場所ですが、今回の器探しは、このよしざわ窯でひと区切りです。
(7)陶器市を後に→ランチはとんかつで締め
帰る前に立ち寄ったのが、事前に知り合いの方から教えて頂いた「とんかつ ちとせ」さん。
地元でも人気のあるとんかつ屋さんで、サクサクの衣とやわらかいお肉がしっかり食べ応えのある一品。開店30分前に到着するとすでに3組の方が並んでいました。


とんかつはもちろんですが、ご飯、味噌汁、とんかつソースがびっくりするぐらい美味しかったです!
(8)帰り道|余韻も含めて楽しい1日
お腹も満たされて、いよいよ帰路へ。
車に戻ると、どっと疲れはあるものの、それ以上に心地よい満足感が残っています。今日出会った器のことや、「次はあのエリアもゆっくり見たいな」と、すでに次の楽しみを考えている自分もいて。
買った器を思い浮かべながら帰るこの時間も、なんだか好きなひとときです。
少しだけ非日常を味わえて、ちゃんと満たされる――そんな1日があると、また日常も頑張ろうと思えます。

こうして気軽に出かけて楽しめるのも、日々安心して乗れる車があるからこそ。ちょっとしたおでかけでも、気分はしっかりリフレッシュできました!
2. 【攻略法】何度も行ってわかった!益子陶器市の回り方&注意点
初めて行く方はもちろん、何度か行っている方でも毎回悩むのが「どう回るか」。実際に何度も足を運んでみて感じた、効率よく楽しむためのポイントをまとめました。
(1)駐車場は想像以上に早く埋まる
今回、6:40に到着した時点で共販センターの駐車場はすでに満車でした。
毎回感じますが、想像以上に早い時間から埋まっていきます。特にゴールデンウィークなどは6時台でも満車の可能性ありと考えておくと安心です。
また、よしざわ窯も見たい場合は最初からよしざわ窯近くの道祖土(さやど)駐車場を起点に動くのもひとつの方法。あえて共販センターを狙わないことで、結果的にスムーズに回れることもあります。

ただし、こちらも人気のため、時間によってはすぐに埋まる点は注意が必要です!
👉対策(失敗しないための動き方)
◎到着時間から逆算して「どの駐車場を狙うか」を事前に決めておく
▶︎5時台なら共販センター、6時以降なら道祖土など“時間帯で判断”するのがポイント
◎第一候補+第二候補をセットで考えておく
▶︎満車は前提。迷わず次に動けるようにしておくとロスが減ります
◎目的ベースで駐車場を選ぶ
▶︎よしざわ窯狙い→道祖土/全体を回りたい→共販センターなど、回り方から決めると効率◎
◎「確実性」を取るなら予約駐車場も選択肢に
▶︎混雑日や子連れの場合は、少しコストをかけてでも安心を優先するのもアリ

今回、6:40に共販センターに到着した時点ですでに満車。そのままよしざわ窯方面へ移動し、道祖土駐車場になんとか駐車できました。
最初から第2候補を決めておいたことで焦らず動けたので「満車は前提で動く」ことが結果的にいちばん効率的だと実感しました。

| 駐車場名 | 料金 | 特徴・注意点 |
|---|---|---|
| 共販センター | 有料 1,000円前後 | 最も人気。会場中心で動きやすいが6時台でも満車。 |
| 道祖土駐車場 | 有料 1,000円前後 | よしざわ窯に近い。整理券狙いならここ。 |
| 益子観光南 | 有料 1,000円 | キャッシュレス専用 |
| 陶芸の丘(東西北) | 有料 1,000円 15時以降無料 | 複数あり空き選びやすい。会場にも近い。 |
| 無料駐車場 | 無料 | 町役場・駅周辺など。徒歩またはバス。 |
| 予約(タイムズB) | 有料 約1,000〜1,500円 | 事前予約で確実に駐車可。 |
■無料駐車場(公共施設など)
益子町役場や益子駅周辺、町内の公共施設などが、期間中に無料駐車場として開放される場合があります。
会場からは少し離れますが、徒歩やシャトルバスでアクセスできるため、混雑を避けたい方や駐車料金を抑えたい方にはおすすめです。
※開放される場所や利用条件は開催ごとに異なるため、事前に公式マップの確認がおすすめです。
■予約制駐車場(タイムズのBなど)
駐車場探しで焦りたくない方は、事前予約できる駐車場を利用するのもおすすめです。
益子陶器市では、城内坂近くに「益子町益子第1・第2駐車場(タイムズのB)」がありWEBから事前予約することができます。
料金は約1,300円と少し高めですが、当日並ばずに確実に停められる安心感はかなり大きいです。特に混雑が予想される日は、早めの予約がおすすめです。

少し奥まった場所にありますが舗装された道を通り、メイン通りの中心部に出られるのでベビーカーや車椅子の方にもおすすめです!

リアル駐車場空き情報はこちら!(参考:益子陶器市公式サイトより)
(2)よしざわ窯は“最初に動く”が正解
人気のよしざわ窯は、整理券が必須になることが多いスポットです。
今回も到着後すぐに向かい、整理券の配布(7:30開始)に合わせて並びました。7時頃から並び始めましたが、すでに長蛇の列。振り返ると、私たちの後ろにはさらに人が増えていて、その人気ぶりを実感しました。
受け取った番号は289番。
案内された入場時間は9時40分〜。多少遅れて行っても問題なく入れたので、時間に追われすぎる必要はありませんでした。
それでも整理券を確保しておいたことで、その後の時間を焦らずゆっくり回ることができました。

ちなみに今回は、14時以降であれば整理券なしでも入場可能との案内もありました!


「絶対に見たい!」という方は朝イチで整理券を取るのがおすすめですが、時間に余裕がある方は、あえて午後に訪れるという選択もアリかもしれませんね!

実際に並んでみて感じたのは、やはり“並ぶ価値はしっかりある”ということ。人気の理由にも納得でした!
(3)「朝イチ行動」が有利
益子陶器市の公式な開催時間は9:00〜17:00ですが、実際には各店舗の判断で販売開始時間が異なります。そのため、テントによっては9時前から販売が始まっていることもあり、早い時間にいいものが動いてしまうケースも。
人気の作家さんや器は、やはり朝の早い時間帯からどんどん売れていきます。

ゆっくり見て回る楽しさもありますが「いいものに出会いたい」のであれば、朝イチ行動はかなり重要です!
(4)支払いは現金多めが安心
最近はクレジットカードやQR決済に対応しているお店も増えていますが実際には現金のみのところもまだ多い印象です。

会場内のマップにはATMや銀行の場所も掲載されているので、事前に確認しておくと安心です。
(5)人気作家は予約制もあるので要チェック
今回訪れた柏井羊さんのように、人気の作家さんは予約制になっている場合もあります。

事前に情報をチェックしておかないと「見たかったのに入れない…」ということも。
(6)休憩も楽しみのひとつに
会場は広く、思っている以上に歩きます。途中で焼き芋や屋台を楽しみながら、無理せず回るのがおすすめです。

こういう時間も、陶器市ならではの楽しさです!
3. 【戦利品紹介】今回の購入品と選んだ理由

今回の益子陶器市では、いくつかお気に入りの器に出会うことができました。「これ使いたい」と思える瞬間を大切に選んだ、今回の戦利品をご紹介します。
(1)えのきだ窯|日常で使いやすい一枚のお皿
購入した器をさっそく使ってみました。


えのきだ窯さんのお皿にはカレーパン、牛窯さんのカップにはバナナヨーグルトを。シンプルな組み合わせでも、器が変わるだけでちょっと気分が上がります!
(2)新井さんのピッチャー|“出会い”で決めたお気に入り

今回、ひそかに探していたのが“食卓でそのまま使えるピッチャー”。今までプラスチックの物を使っていたので、お茶やお水を入れてそのまま出しても違和感のないものがあればいいなと思っていました。
ただ、サイズ感や形、色味のバランスが難しく、なかなか「これ」と思えるものに出会えず…。
そんな中で出会ったこの一つは、見た瞬間にすっとイメージに重なりました。

やわらかい色味と主張しすぎない佇まい。日常の中で自然と馴染んでくれそうです!
(3)よしざわ窯|やっぱり欲しくなる可愛さ

ずっと気になっていたよしざわ窯。
実際に入ってみると、やさしい色合いと可愛らしいフォルムの器がずらりと並び、思わず「全部ほしくなる…」と思ってしまう空間でした。

娘はリスの小皿が気に入ったようです!「人気なのも納得」と思える満足度でした!
他にも牛窯さんやフジタ工作室さんでいくつか購入しましたが、こうして並べてみると今回選んだ器はどれも「日常で使いたくなるもの」ばかり。
益子陶器市は、特別な日のための器というより毎日の食卓がちょっといい感じになる、そんな出会いがある場所です。


次はどんな器に出会えるか、今から楽しみです!
4. まとめ
◎ 益子陶器市は“朝の動き方”で満足度が変わる
▶︎人気の器や作家さんの作品は早い時間から動くため、朝イチ行動が出会いのチャンスを広げる
◎ 駐車場は想像以上に早く埋まる
▶︎6時台でも満車になるケースがあり、事前に第2候補まで考えておくことが重要
◎ よしざわ窯は整理券を最優先で確保
▶︎到着後すぐに動くことで、その後の時間を効率よく使うことができる。※14時以降はフリー入場の場合もあり。
◎ 陶器市は“計画+偶然”のバランスが魅力
▶︎目的を持って動きつつも、ふとした出会いが楽しさを広げてくれる
◎ 「欲しいもの」はイメージしておくと見つかりやすい
▶︎今回のように用途や理想を持っておくと、自分に合った器に出会いやすい
◎ 無理せず“自分のペース”で楽しむことが大切
▶︎休憩や食べ歩きも含めて、1日をゆったり楽しむことで満足度が高まる
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この記事の監修 長谷 有希央
◎安眠インストラクター
◎睡眠&寝具インストラクター
◎健康経営アドバイザー
◎中小企業診断士 の資格を持つ「眠りと健康経営の専門家」です。
