「健康経営を進めたい」「従業員満足度を上げたい」「離職を防ぎたい」
これらをまとめて実現できる施策として、いま多くの企業が導入しているのがオフィス向けの『食事支援サービス』です。社員の食環境を整えることは、体調管理だけでなく“この会社は自分の健康を大切にしてくれる”というエンゲージメント向上にも直結します。
Sailing Dayの羊一です。
この記事では、健康経営を実践する中小企業向けに、主要な食事支援サービスを比較し、それぞれの特徴・コスト・メリットを整理しています。あなたの会社にはどれが最適なのか見ていきましょう！
1.健康経営の食事支援サービスとは？
なぜ食事支援が大事なの？
社員が毎日どんな食事を摂るかが、生活習慣病リスク・その日の体調・集中力・仕事の質・モチベーションに直結するから
健康経営とは、企業が従業員の健康維持・増進に積極的に取り組みで、生産性・定着率・企業価値の向上を目指す経営手法です。その中でも注目されているのが食事支援サービスです！
（１）「食事支援サービス」が中小企業で選ばれている理由
中小企業では社員食堂の設置が難しいケースも多いため、オフィスに冷蔵庫や冷凍庫を設置して健康的な食事を提供する「置き型社食」が人気を集めています。
特に中小企業では、社員食堂を設けるコストや運用負担が大きいため、冷蔵庫や冷凍庫を置くだけで導入できる置き型社食が人気です。サラダ・惣菜・弁当を定期的に配送し、社員が手軽に購入できる仕組みは、福利厚生の中でも“始めやすく効果が出やすい施策”として導入が進んでいます。
導入企業では、「健康的な食生活ができるようになった」「社員同士の会話が増えた」「外出せずにランチを済ませられて便利」といった声が多く、健康意識の向上とコミュニケーション促進の両面で成果が見られています。
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ポイント1オフィスに小型の冷蔵庫・冷凍庫を置くだけで導入できる
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ポイント2サラダや惣菜、ヘルシーなお弁当を定期的に届けてもらえる
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ポイント3初期費用や運用負担が、社員食堂よりはるかに小さい
「冷蔵庫を置く → 定期的に商品が補充される → 社員が購入して食べる」という仕組みが始めやすく、健康経営の代表的な施策になっています！
2.中小企業でも導入しやすい食事支援サービス3選(比較)
ここからは、実際に導入しやすく、人気の高い3つのサービスを比較していきます！
①OFFICE DE YASAI（オフィスで野菜）
特徴
・管理栄養士監修の野菜・フルーツ・惣菜を冷蔵・冷凍でオフィスに届ける
・全国導入実績10,000拠点以上、継続率99.2%
・140種類以上の豊富なラインナップで飽きずに続けやすい
価格・コスト
・初期導入費：約66,000円（税込）
・社員は1品100円〜購入可能（企業が一部補助）
・月額費用は利用数・商品構成により変動
導入のしやすさ
・冷蔵庫1台で導入可能。補充は業者が行うため手間が少ない
・小規模オフィスから大企業まで対応
・冷凍・冷蔵両プランあり、全国配送可
導入企業の声
・外に買いに行かなくても新鮮な野菜が食べられるようになった
・これをきっかけに食生活を見直す社員が増えた
・昼食満足度が上がり、午後のパフォーマンスが改善した
②オフィスおかん
特徴
・“お母さんの手料理”をコンセプトにした惣菜サービス
・毎月20種類の定番＋季節メニューを冷蔵で配送
・導入企業3,000社以上、満足度94%以上
価格・コスト
・初期費用0円のプランあり
・月額約66,000円〜（企業負担）
・社員は1品100円で購入可能
導入のしやすさ
・冷蔵庫を置くだけ、電子レンジで温めてすぐ食べられる
・24時間利用OK。夜勤や残業中にも活用できる
・「仕送り便」でテレワーク社員にも対応可能
導入企業の声
・お昼に会話が増えて社内が明るくなった
・社員から“味が美味しい”“続けやすい”と好評
・福利厚生の充実が採用面でのアピールにもつながった
③ office nosh（オフィスナッシュ）
特徴
・冷凍弁当専門。100種類以上の低糖質・低塩分メニュー
・管理栄養士とシェフが共同開発
・見た目もおしゃれで満足度が高い
価格・コスト
・1食あたり500円以下
・冷凍庫のレンタルも可能で初期費用を抑えられる
・社員の利用分のみ企業が負担、柔軟な運用が可能
導入のしやすさ
・電子レンジで温めるだけ
・冷凍便で全国対応
・社員の決済は社内運用（給与天引きなど）で柔軟に設定可
導入企業の声
・冷凍とは思えない美味しさ
・社員が自然に健康的な食事を選ぶようになった
・メニューの話題で社内の交流が増えた
| サービス名 | 特徴 | 価格帯 | 初期費用 | 参考URL |
|---|---|---|---|---|
| OFFICE DE YASAI | 野菜・フルーツ中心。健康志向の社員に人気 | 1品100円〜 | 70,000円（税別） | officedeyasai.jp |
| オフィスおかん | 家庭的なおかず20種/月。初期費用0円プランの紹介事例あり | 1品100円 | 要問い合わせ（取次経由で無料特典の例・55,000円の掲載例あり） | office.okan.jp |
| office nosh | 冷凍弁当100種以上。糖質30g以下メニュー | 1食500円以下 | 5,500円（資料記載） | nosh.jp |
※オフィスおかんは公式で費用詳細が都度見積り。取次・代理店経由のキャンペーンで初期費用無料になる例があります。
※office noshは過去リリースで「初期費用なし」の期もあり。最新資料では5,500円の表記。
3.食事支援サービス選びで失敗しないためのポイント
食事支援サービスには、会社にも社員にもたくさんのメリットがあります！
まず、社員食堂のように大きな設備投資がいらないため、低コストで始められる健康経営の取り組みとして人気です。
オフィス内で手軽に健康的な食事がとれるようになることで、社員の健康意識や満足度が高まり、働くモチベーションにも良い影響を与えます。
また、外に買いに行く手間がなくなるので、お昼休みの時間を有効に使えるのもポイントです。
「会社が自分たちの健康を考えてくれている」と感じることで、離職を防いだり、採用時のアピールにつながったりする効果も期待できます。
一方で、デメリットもいくつかあります。
まず、オフィス内に冷蔵庫や電子レンジなどのスペースを確保する必要がある点です。また、食品の補充や在庫の管理を誰が行うかを事前に決めておく必要があります。さらに、社員の利用が少ない場合には、コスト効率が下がってしまう可能性もあります。
メリット
- 低コストで始められる健康経営施策
- 従業員の健康意識・満足度の向上
- 昼食時間の短縮と生産性の向上
- 離職率の低下・採用PR効果
デメリット
- 冷蔵庫・電子レンジなどのスペース確保が必要
- 補充・在庫管理の仕組みを決める必要あり
- 社員の利用率が低いとコスト効率低下
会社の規模や働き方によって向き・不向きもあります。
メリットとデメリットの両方を踏まえたうえで、「自社のスタイルに合った食事支援サービス」を選びましょう！
4.まとめ
◎健康経営では「社員の健康づくり」が企業の成長につながる
◎中小企業でも始めやすいのが、冷蔵庫を置くだけで導入できる食事支援サービス（置き型社食）
◎主なサービス：OFFICE DE YASAI・オフィスおかん・office nosh
◎メリット
・低コストで導入できる
・社員の健康意識・満足度が上がる
・昼食時間を有効活用でき、生産性もアップ
◎デメリット
・冷蔵庫や電子レンジなどのスペースが必要
・補充や管理の手間がかかる
・利用率が低いとコスト効率が下がる
メリット・デメリットを踏まえたうえで、自社の規模や働き方に合ったサービスを選ぶことが成功のポイントです。
この記事の監修 長谷 有希央
◎安眠インストラクター
◎睡眠＆寝具インストラクター
◎健康経営アドバイザー
◎中小企業診断士 の資格を持つ「眠りと健康経営の専門家」です。
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