「子供が気になって、夜中、目覚めてしまう」
「朝、起きた時に疲れている」
「ぐっすり眠りたいと思っているのに眠れない」
毎日お疲れなのに、ぐっすり眠れないママ。
その原因は、「寝る位置」と「寝室」が解決してくれます。
こんにちは、Sailing Dayの羊一です。
この記事が、あなたの睡眠を変えて、ぐっすり眠れるようになってくれたら、嬉しいです。
寝るとき、どの位置で寝ていますか?
私は、両隣に子供がいて、真ん中で寝ています。
ママは、子供の真ん中で寝ることが多いですよね。
筆者(30代のママ)が、スリープマイスターというアプリで、9月下旬に睡眠データをとった結果です。
このデータでわかったことは、両隣に誰かいるより、片側は誰もいないことで「睡眠の質」が変わることです。
データを一緒に見てみましょう。
寝室には2台のベッドを置いています。左側のベッドはセミダブル、右側のベッドはシングルです。
このように自分自身がベッドの端で寝た際は、スリープマイスターで算出される睡眠の質を表す数「快眠スコア」の数値がとても良かったです。
実は、この計測期間中、2歳の子供の夜中授乳をしています。2歳なので勝手に飲んでしまうのもあるのですが、授乳をしていても、ママ自身はぐっすり眠っていました。
夜間授乳をしていてもこの数値、驚きです!
次に、こちらのデータを見てみてください。
この日は、私の寝る時間が遅く、寝室に行った時には、私の寝られるスペースがなく‥仕方なく足元で寝ました。端とは言え、ベッドとベッドの境目があるので、体は痛いしで、全く眠れた気がしませんでした。
そして、最後はこちら。前日の睡眠で、「端に寝ることで快眠できる」と知った夫にその場所を取られてしまいました。
その結果がこちらです。
両隣に子供がいると、子供に蹴られる可能性も高くなりますし、子供は、体温が高いです。9月などまだ暑い時期は、真ん中で寝るママは暑さを感じやすく、快適な温度で眠れない場合もあります。
そして、何より寝返りが打てないのです。
睡眠において、寝返りってそんなに重要なの?
と、思う方も多いでしょうか?
実は、寝返りには、睡眠の質を整える役割もあるんです!
寝返りには、布団の中にこもった空気を入れ替え、温度や湿度を調節する役割があります。
睡眠をとるのに快適な寝床内環境(睡眠中の布団やベッドの中の環境)は、温度33度前後、湿度50%前後と言われています。
暑すぎたり、湿気が溜まったりすると、不快で熟睡できません。
そんな時に、寝返りを打つことで布団の中の溜まった空気が移動し、眠るのに適した温度や湿度を保つことができるのです。
また寝返りには、体にかかる負担を軽減する効果もあります。これに関しては、下記の記事で、詳しく解説しています。
【睡眠】寝返りで変わる睡眠の質我が家は、リビングに畳の小上がりスペースが併設されています。
子供が体調不良の時など、私と子供は、小上がりスペースに布団を敷いて寝ていました。
ですが、その生活が続くとそれはそれで快適になってしまいました。
それは‥
私たち夫婦には、体質に大きな違いがあるからです。
私 | 夫 |
極度の寒がり | 暑がり |
光や音は気にならない | 光や音が気になる |
違いがあると、どちらかが我慢をしないといけないですよね。
基本、私と子供はどこでも眠れるのと、我が家の冬の寝室はとても寒いこともあって、冬の間、小上がりスペースを寝室代わりにすることにしたのです。
布団での睡眠は、はじめ腰や肩が痛かったり、寝つきが良くなかったりしたのですが、慣れると眠れるようになってきました。
何より寒がりの私には、小上がりスペースがリビングより高いこともあって、寒さをあまり感じないのがとても嬉しいです。
夫は、光や音が気になるので、寝室で寝ている時は、寝室に入ったら、スマホの音と光は遮断、カーテンも遮光カーテンだったのでベッドに入れば基本すぐに入眠できていました。睡眠の質を考えたら、ベストです。
今は、それを気にしなくていいので、少しスマホでドラマを見てしまおう!など、自分のやりたいことができてしまうのです。(寝る前のスマホは脳が覚醒しやすくなってしまうのでおすすめはしません)
ですが、最近は湯たんぽを使うことが多く、スマホを見る暇なく、眠くなり、寝てしまうことが多いです。
また近々睡眠計測をしてみようと思います。
「睡眠離婚」という言葉を聞いたことがありますか?
初めて聞きました。離婚と聞くとびっくりしてしまいますね。
米国睡眠医学会のアンケート調査によると、米国人の3分の1以上が、パートナーと寝室を分ける「睡眠離婚」を選択しているそうです。
俳優のキャメロン・ディアス氏や司会者のカーソン・デイリー氏などの有名人を含め、睡眠の質を優先させるために別々のベッドや部屋で寝るカップルは増えているとのことです。
(編注:日本では、 2011年に学術誌「日本建築学会計画系論文集」に掲載された論文によると、別室で眠る夫婦は約22%であり、結婚から調査時までに別室就寝の経験がある夫婦は3分の1を超えたという)。
ベッドや寝室を分けることのメリットは、相手のいびきや不眠、就寝スケジュールの違い、繰り返す寝返りなど、よくある睡眠を妨げる要因を減らし、疲労や夫婦関係の悪化を避けられることです。
一緒に寝ることで生活リズムが合ったり、安心感を得られるなどメリットがありますが、仕事や家事など日々の生活に睡眠不足で支障が出ないようにするためにも、自分たちに一番ベストな睡眠方法を見つけられるといいですよね。
私も暖かくなったら、また寝室に戻ろうと思います。
この記事では、忙しいママが「快眠」を実現するための具体的なヒントをお伝えしました。子どもとの睡眠環境や寝返りの重要性、夫婦間での睡眠スタイルの調整など、多角的に快眠をサポートする内容です。以下に要点をまとめます。
- 寝る位置の工夫: ベッドの端で寝ることで快眠スコアが向上する理由を解説。寝返りも大切です。
- 寝室環境の見直し: 夫婦間で寝室を分ける選択肢や、子どもとの睡眠配置が快眠に与える影響を紹介しました。
- 「睡眠離婚」のメリット: 別々に寝ることで、ストレスの軽減や睡眠の質向上が期待できる選択肢があります。
この記事を参考に、自分に合った睡眠スタイルを探してみてください。快眠できることで、日々の生活を大きく変えてくれるはずです。