脚組みの悪影響とは?やめるだけで睡眠の質が劇的改善!

この記事は約6分で読めます。

気づいたら、椅子に座ると脚を組んでいる。

脚を組んでしまう人はそれが習慣化され、当たり前になっていませんか?

こずえ
こずえ

私もそのうちの一人です。

実は、脚組みによる姿勢の悪さが「睡眠」に影響を与えてしまいます。

私も、朝起きても疲れが取れていなかったり、腰が痛くて寝返りを打つたびに目が覚めた日もありました。

羊一さん
羊一さん

こんにちは、Sailing Dayの羊一です。

この記事では、脚組みと睡眠の影響についてお伝えします。

脚組みをやめる方法も書いているので、つい組んでしまう人は要チェックですよ〜!

脚組み

「無意識に脚を組んでしまう」

「脚を組んだ方が楽に座れる」という理由で脚を組む人が多いです。

私も無意識に組んでいることが多く、気をつけよう思っていても気が付いたら組んでしまっています。

この原因は、背中が丸くなってしまい、骨盤が立っていない、傾いた状態になってしまっているためです。

実は、この脚組みは睡眠にも影響を与えてしまうのです。

脚組みのメリット

脚組みと聞くとなんだか悪い気がしてしまいますが、メリットを挙げるとしたら、疲れない点でしょうか。

正しい姿勢でも長時間座っていると、座面に接しているお尻が痛くなります。脚を組むことで、片側のお尻が浮くため同じ姿勢からくるだるさを解消することができます。

脚組みのデメリット

デメリットは、下記のように「睡眠」に影響を与えてしまうことです。

骨盤が歪み、体全体のバランスが悪くなる

骨盤が歪むと、背骨や筋肉のバランスが崩れ、 寝るときの姿勢が不安定になってしまう。

そうすると、寝つきが悪くなる、寝返りが打ちにくくなることもある。

体の歪みによって腰痛や肩こりが起こる

日中に脚を組むことで 腰や背中、肩の筋肉に負担がかかる。それが痛みやコリとなって蓄積する。

その結果、 寝るときに体がリラックスできず、痛みで眠りが浅くなる可能性がある。

体のめぐりが悪くなる

長時間、脚を組むことで 血流やリンパの流れが悪くなり、むくみや冷えを引き起こしてしまう。

足先が冷えていると、寝つきが悪くなる

血行不良によって体が冷えると、自律神経が乱れ、リラックスしにくくなり、眠りにくくなることもある。

日中の脚組みがこんなに睡眠に影響を与えてしまうのかと思うと、ゾッとしてしまいます。

脚を組まないようにするには?

脚を組む癖をやめるには、 「無意識に組んでしまう状況を減らす」+「代わりの習慣をつける」 の2つのアプローチが効果的です!

①物理的に脚を組めなくする

◎足をしっかり床につけて座ることで、組みたい衝動を減らせます。膝と股関節が90度になるように座ってみましょう!

◎正しい姿勢を心がけ、深く腰掛けて背もたれに寄りかからないようにすると、脚を組む必要がなくなります。骨盤を立てて座ることを意識してみましょう。

②足元に障害物を置く

◎膝の間にクッションを挟んでみる。

◎足元に小さな台を置いてみる。足を床よりも少し高い位置に置くと脚が組みにくくなる。

意識の習慣なので、初めは難しいですが、頑張ってみましょう!

脚組みをやめるためにやったこと

冒頭で、私も脚を組むのが癖になっていると書いたのですが、先日、外食先で椅子に座った際、脚を組まなくても平気だったのです。

我が家は冬の間、ダイニングテーブルと椅子を片付けて、こたつにしているので、最近、椅子に座る機会がありませんでした。

椅子の時は、脚を組むことが多かったのですが、こたつにしてから、椅子に座ることが少なく、日常で脚を組むこと自体が減っていたのです。

私の場合、椅子に座ることをやめたので、脚を組むことが減りましたが、日常で椅子に座る方は、膝の間にクッションを挟んでみるのがおすすめです。これなら脚を組むことはありません。オフィスなら、小さな台が目立ちにくく良さそうです。

寝る時の姿勢

先ほど、脚組みのデメリットは睡眠に影響を与えるお話をしたのですが、皆さんの睡眠時の姿勢どうでしょうか?

寝る時の姿勢は、「仰向け寝」「横向き寝」「うつ伏せ寝」の3つに大きく分けられます。

どの寝姿勢にもメリットとデメリットがありますが、自分が心地よく感じる寝姿勢が一番です。

寝姿勢と一緒に、大切なのは「寝返り」です。

寝返りについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

【睡眠】寝返りで変わる睡眠の質 【睡眠】寝返りで変わる睡眠の質

仰向け寝

「睡眠時に仰向け寝の時間が多いことは、寝心地の良さをあらわしている」と言われているほど、最も安定・リラックスできる寝姿勢です。

メリット

・背中全体で体重による圧力を支えるので、身体への負担が少なく、余分な力も入らない

・手足を動かしやすく体液循環がよいので、筋肉が凝りにくい

・猫背の改善や防止が期待できる

デメリット

・尾てい骨を圧迫しやすく、反り腰の方は腰への負担が大きい

・舌が重力で落ち込むため気道が塞がれやすく、横向き寝に比べるといびきにつながりやすい

反り腰の方は、寝返りが打ちやすいマットレスを選んでみましょう。

横向き寝

横向きは、いびき予防や肥満・扁桃腺肥大等で気道が狭くなっている方向きの寝姿勢です。

メリット

・舌が落ち込むことによる気道の妨げが起きにくいため、いびきをかきにくく呼吸がしやすい

・腰の角度を自由に調整できるので、腰に負担がかかりにくい

横向き寝の場合、左側を下にすると消化系の臓器などに負担がかかりにくいと言われています。

デメリット

・身体とマットレスの接する面積が小さく、体圧による血流の滞りが起きやすい

・長時間横向き寝の状態が続くと筋肉のこりや冷えの原因になる

特に一方向で寝続けてしまうと、身体の歪みや肩・骨盤の圧迫による痛みも出てしまうので、スムーズな寝返りをサポートしてくれる寝具を取り入れることがおすすめです。

うつ伏せ寝

精神的に落ち着く寝姿勢と言われており、身体の前面を下にして寝ることでお腹が温められ、リラックスしやすく、安心感を得られるという方もいるほど。

メリット

・横向き寝と同じく、舌が落ち込むことによる気道の妨げがないため、いびきをかきにくくなる

・肺に心臓の重みがかからない寝姿勢なので、咳が出ているときは呼吸がしやすい

デメリット

・首を曲げて顔を枕に押し付ける形になるため、寝起き時の首の痛みやこり、輪郭や歯並びの歪み、顎関節症(がくかんせつしょう)のリスクがある

・胸部を圧迫してリンパの流れを妨げる可能性があるので、むくみにつながる

うつ伏せ寝は入眠時などの短時間のみがおすすめです。

皆さんは、どの姿勢が一番多いですか?

姿勢が変わって寝姿勢も変わった

私は、仰向け寝で寝ているのですが、寝ながら脚を4の字の形に組むことが多かったのです。

そういえば、最近寝ている時に組むことがないなと思って、試しに寝転びながら脚を組んでみたら、違和感があって組むのが辛かったのです。

この寝方をしている人は椅子に座っているときに、脚を組んでいる人だそうです。

いつも組んでいる方の脚を曲げて上にする方が楽なのでこの形で寝てしまうのです。

こずえ
こずえ

なるほど〜!最近、脚を組むこと自体減ったから寝方も変わったのか!!

私は最近、脚を組むことが減ったので、姿勢にも気をつけるようにしていました。

ドライヤーや歯磨きをしているとき、立ち姿勢にも気を付けています。

お尻に力を入れ、下腹を気にしながら、ドライヤーや歯磨きをしていると背筋がピんとし、姿勢が良くなるのでおすすめです。

そして重要な睡眠の変化というと、最近は、朝までぐっすり眠れるようになりました!姿勢に気を付けているので腰痛が減り、寝返りも快適に打てるようになりました。

姿勢がいいと、睡眠の質がいい他、人に与える印象も良いのでこれからも姿勢に気を付けていこうと思います。

まとめ

脚を組む習慣は、姿勢だけでなく睡眠の質にも大きな影響を与えます。本記事では以下のポイントを解説しました。

脚組みの影響

脚を組むと、 骨盤が歪み、背骨や筋肉のバランスが崩れる ため、姿勢が悪くなり、睡眠の質が低下する可能性があります。さらに、血流が悪くなり、むくみや冷えを引き起こすこともあります。

脚を組まないようにする方法

脚を組む習慣をやめるには、 環境を整え、意識的に習慣を変えること が大切です。具体的には、
椅子に深く腰掛け、足裏をしっかり床につける
膝の間にクッションを挟む ことで、無意識に脚を組むのを防ぐ
足元に小さな台を置く ことで脚が自然と組みにくくなる

寝る時の姿勢と睡眠の質

寝るときの姿勢には 仰向け・横向き・うつ伏せ がありますが、日中の姿勢が悪いと、寝るときの体勢も歪みやすくなります。特に、脚を組む習慣がある人は 寝るときにも脚を組んでしまい、体のバランスが崩れる ことが多いです。

姿勢が変わって寝姿勢も変わった

日中の姿勢を改善することで、 自然と寝るときの姿勢も良くなり、睡眠の質が向上 しました。以前は腰痛や疲れが残っていましたが、体のバランスが整うことで、朝の目覚めがスッキリするようになりました。


日常の姿勢と睡眠の質は密接に関係しています。
まずは 脚を組まない習慣を意識し、正しい姿勢を保つことから始めてみましょう。それだけで、寝るときの体勢が安定し、より良い睡眠を得られるはずです!