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私の職場、仮眠タイムがあるのよね!

えー!夜勤ではなくても仮眠できるんだ!

こんにちは、Sailing Dayの羊一です。
近年、労働生産性の向上策として仮眠を取り入れる企業が増えています。
このブログでは、仮眠と労働生産性の関係についてお伝えします。
労働生産性とは、労働者が一定の時間内にどれだけの成果(生産物やサービス)を生み出したかを表す指標です。

簡単に言うと「働く人の効率」を数字で示したものです。
たとえば、ある工場で1時間に6個の製品を作れる場合と、1時間に3個しか作れない場合を比べると、前者の方が労働生産性が高いということになります。


Aさんの方が労働生産性が高いですね。
労働生産性が高いと下記のようなメリットがあります!
・少ない時間で多くの成果を出せる
・会社の利益が上がりやすい
・給料を上げる余地ができやすい
・働く人の負担も軽くできる可能性がある
この労働生産性をあげるポイントの一つに「仮眠」があります。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針2014」においても、午後の短時間仮眠を推奨しています。
仮眠で労働生産性が上がる理由は「認知機能・集中力が上がることでパフォーマンスを上げることができる」からです。

仮眠をとることで、脳がリフレッシュするため「認知機能の向上」「集中力の増加」の効果があり、労働生産性を上げることができます。
また、仮眠をとることで、頭の中の情報が整理されていくため「何から始めたらいいのか」などのタスク管理をすることができ、午後も、午前中と同じ集中力や作業効率を保てることができます。
また、仕事の質を保てるのも仮眠をとることによって労働生産性を上げられるメリットです。

お昼ご飯を食べるとなんだか眠くなりませんか?
私はよく眠くなりますが、会社でも学校でも、昼食を取ったあとは「眠気」に襲われる人が多くいると思います。
たとえば、昼食後に強い眠気を感じたまま無理に作業を続けると、判断力や注意力が低下してミスが増える可能性があります。すると、そのミスの修正に時間を取られ、結果として業務効率が落ちてしまうのです。
一方で、20分ほどの短い仮眠を挟むことで、脳がリフレッシュされ、集中力が回復します。その結果、ミスが減り、午後も効率よく業務を進められるようになります。
仮眠は「無駄なやり直し」を減らし、労働生産性を自然と引き上げてくれる効果的な手段なのです。
眠気に襲われた際には、無理して作業を続けるのではなく、しっかり仮眠をとりましょう。
休憩時間のうちの10分(理想は20分)を仮眠タイムにしてみるのもおすすめです。
労働生産性が上がる仮眠のポイントをお伝えします。
①仮眠は20分以内
仮眠をする目的は、仮眠で脳を休めて労働生産性を上げること。
20分以内で済ませましょう。
寝過ぎないようにアラームをセットしておくことがおすすめです。もし音が気になる方は、バイブレーションに設定しておきましょう。
▼iPhoneの場合、アラームの設定画面でサウンドをなしにするとバイブレーションでのアラーム設定ができます。

音を出す場合は、ビックリする音でなく、リラックス効果の音楽をアラーム音に設定しておくことでストレスを感じず、目覚めの質を高めることができます。
こちらもiPhoneの場合、アラーム設定のサウンドでデフォルト音の他に、Musicにてダウンロードした曲をアラーム音として設定することができます。よかったら試してみてください。
ちなみに20分以上寝てしまうと、夜寝付けなくなるなどの影響が出てしまうので注意が必要です。

②イスで仮眠をとる
イスで仮眠をとることで、熟睡しにくくなります。「頭と首を固定する」「手足がリラックス」できるとなお良いです。
首を固定するためには、ネックピローをデスクの引き出しに用意しておくのもおすすめ!
ちょっと大きいですが、こんなふかふかのクッションで眠れる仮眠グッズもあります。

![]() | 価格:7150円 |

布団メーカーの西川からは、いろんな仮眠グッズが出ているのでこちらもチェック!
③仮眠前のコーヒーを忘れない
仮眠前にコーヒーを飲むのは、カフェインの効果でスッキリ目覚めるためです。カフェインナップとも呼ばれており、仮眠の効果とカフェインの覚醒作用の「いいとこ取り」ができます。
カフェインが脳に効きはじめるのは、摂取してから20〜30分後。
なので、コーヒーを飲んですぐに20分程の仮眠をとると…
・仮眠で疲労が回復しはじめる
・起きる頃にちょうどカフェインが効いてくる
・スッキリ目覚めて、頭がスッキリする
という理想的なタイミングになります。寝る前にコーヒー1杯飲んでみましょう。
コーヒーが苦手な方は紅茶でもOK!ただ紅茶はコーヒーよりカフェイン量が少ないのでコーヒーほどの効果は期待できないことがあります。

コーヒーで有名なネスレ日本も、コーヒーを通じて仮眠を促進する新しいライフスタイルを提案しています。
このカフェは、特に日本人の深刻な睡眠不足や「睡眠負債」に着目し、カフェインの摂取タイミングを工夫することで、日中のパフォーマンス向上や夜間の睡眠の質の改善を目指しています。
仮眠をしようと思っていてもなかなか寝つけないことも、、
もちろん目を瞑って休むだけでも脳は休まりますが、その際にさらに脳を休ませるには呼吸に集中することがおすすめです。呼吸に集中することで自律神経が整い、リラックス効果が得られます。
「目を瞑って呼吸に集中し、鼻から吸って口から吐く」を繰り返してみましょう。呼吸は、自律神経を整えてくれ、心理的な焦りを和らげてくれます。
この呼吸はマインドフルネス効果があるので、たとえ眠れなくても、脳のリセット効果が得られることが多いです。
▼マインドフルネスに関しては、下記のブログで詳しく解説しています。

「ランチの後に仮眠をとる」「⚪︎時になったら仮眠をとる」など具体的に決めて日々のルーティンにすることで脳が仮眠する体勢に入ってくれます。毎日のルーティンを目指しましょう。
当社のインスタグラムでは、毎日正午頃ストーリーズにて、仮眠のアナウンスをしています。
▼Sailing Day インスタグラム
▶︎ 仮眠は「労働生産性を上げる」ための効果的な方法
▶︎ 昼食後の眠気は、作業ミスや効率低下の原因になる
▶︎ 仮眠によって脳がリフレッシュ → 集中力や認知機能が向上
▶︎ 効果的な仮眠は「20分以内」にとるのがベスト
▶︎ 仮眠前にアラームを設定、音が気になる場合はバイブ推奨
▶︎ イスで仮眠をとり、首を固定するとより快適
▶︎ 眠れない場合でも目を閉じて「呼吸に集中」することで脳を休ませられる
▶︎ 仮眠を「毎日同じ時間にとる」ことで習慣化しやすくなる