福利厚生で“食”をやりたい。でも、社員食堂はハードルが高い……?
そんな悩みを持つ企業がいま注目しているのが『置き型社食』です。
オフィスに置くだけで始められてコストも運用の手間も最小限。「これならうちでもできそう」と感じる会社が増えています。

Sailing Dayの羊一です。
この記事では「結局どれを選べばいいの?」という疑問を解消するために、代表的な置き型社食サービスと導入事例、失敗しない選び方をセットでわかりやすく解説します。

1. 置き型社食とは?
置き型社食とはオフィスに冷蔵庫や冷凍庫、電子レンジを置くだけで始められる社食・食事福利厚生のこと。
サラダや惣菜、冷凍弁当などが定期的に補充され社員は24時間いつでも手軽に購入できます。
特徴はとてもシンプル。
◉24時間使える
◉低コストで始められる
◉運用の手間が少ない
社員食堂のような専用スペースや調理スタッフは不要。
そのためコストやスペースに制約のある中小企業でも導入しやすいのが大きな強みです。

では、実際にはどんなサービスがあり企業ではどう使われているのでしょうか。ここからは代表的な置き型社食サービスと導入企業の事例を見ていきましょう!
2. なぜ今「置き型社食」が福利厚生として選ばれているのか
置き型社食が広がっている理由はとてもシンプルです。
社員の健康にもよく、満足度も上がって、しかもコストや手間をかけすぎずに続けられる。その“ちょうどいいバランス”が、多くの企業に選ばれている理由です。
(1)健康経営の「食生活の改善」を進めやすい施策
多くの置き型社食サービスでは、管理栄養士監修のメニューや栄養バランスに配慮した食事が用意されています。
会社が一部費用を補助することで社員は自然と「主食・主菜・副菜がそろった栄養バランスを意識した食事」を選びやすくなります。

つまり、特別なルールを作らなくても環境を整えるだけで行動が変わるのが大きなポイントです!
(2)社員満足度を上げやすい
外に出なくても、社内ですぐに食事がとれる。この「手軽さ」は忙しい社員にとって大きな価値があります。
「今日は混んでいるからコンビニでいいか」ではなく「会社にあるから、そこで選ぼう」という選択肢が増えることで福利厚生として“使われている実感”が生まれやすいのも特徴です。
(3)コストと運用のバランスがちょうどいい
社員食堂のように、人や設備に大きなコストをかける必要はありません。多くのサービスは冷蔵庫や冷凍庫を置くだけで始められ、初期費用も運用の手間も最小限。
「ちゃんと意味のある福利厚生をやりたい。でも重すぎる施策は難しい」そんな企業にとって現実的で取り入れやすい方法として選ばれているのが置き型社食です。
3. 代表的な置き型社食サービス3タイプと導入事例

置き型社食と一口に言っても目的や職場の状況によって“向いているタイプ”は違います。
ここでは、よくある3つのタイプに分けて「どんな会社が、どんな理由で選び、どう変わったのか」を具体的に見ていきます。
(1)Office Stand By You(新宿中村屋)
〜 “まずは“軽めに食環境を整えたい”会社のケース〜
【サービスの特徴】
◉ 常温保存できるスープや軽食が中心
◉ 冷蔵庫・冷凍庫がなくても始められる
◉ 管理が比較的ラクで、小規模オフィスでも導入しやすい
◉ 防災備蓄と兼ねて使われるケースもある
◉ 費用は利用人数や補充頻度によって変わるが、月数万円規模からスタートするケースが多い(目安)
【こんな会社に向いている】
◉ まずは小さく食の福利厚生を始めたい
◉ スペースや設備にあまり余裕がない
◉ 昼食というより「軽めの食事・間食」の選択肢を増やしたい
【導入企業の事例】
※以下は、公式の導入事例を参考にポイントをわかりやすく整理したものです。
あるオフィスでは、昼休みに外へ買いに行く人も多く「ランチの選択肢をもう少し増やしたい」という声が上がっていました。そこで常温タイプの置き型社食サービスを導入したところ、次のような変化が見られるようになりました。
✅ 味の満足度が高く「また食べたい」という声が増えた
✅ 「ランチの選択肢が広がった」という実感が社内に広がった
✅ 他のサービスと組み合わせるなど利用の幅が自然に広がった
✅ ちょっとした会話のきっかけになるなどコミュニケーション面の変化もあった
担当者からは、

価格はやや高めでも“味”と“使われている実感”が見えたことが決め手になった!
という声もあり福利厚生としての価値が評価されたケースです。
参考:Office Stand By You 公式導入事例
https://officestandbyyou.nakamuraya.co.jp/case/urbanet

“最初の一歩”としての置き型社食に向いているケースですね!
(2)オフィスおかん
〜コスパ重視で“社内の食環境を底上げしたい”会社のケース〜
【サービスの特徴】
◉冷蔵型のお惣菜が中心で電子レンジで温めるだけ
◉1品100円前後から利用できコストを抑えやすい
◉家庭的なメニューが多く日常使いしやすい
◉小規模〜中規模オフィスでも導入しやすい
◉ 利用人数や会社負担の割合によって月数万円〜十数万円程度で調整しやすい価格帯(目安)
【こんな会社に向いている】
◉コンビニ頼りの昼食を改善したい
◉福利厚生にあまりコストをかけられない
◉社内で「温かいおかず」を食べられる環境を作りたい
【導入企業の事例】
※以下は、公式の導入事例を参考にポイントをわかりやすく整理したものです。
ある製造関連の企業では、周辺に飲食店が少なく昼食はコンビニで済ませるケースが多い状況でした。「外に出ると時間がかかる」「結局、軽いもので済ませてしまう」そんな声が社内で上がり、食環境の改善が課題になっていました。
そこで導入したのが、惣菜タイプの置き型社食「オフィスおかん」です。冷蔵庫にお惣菜を常備し、電子レンジで温めるだけ。特別な設備もいらず運用の手間も最小限で始められました。導入後は、次のような変化が見られています。
✅ 社内で温かいおかずを食べる社員が増えた
✅ 昼休みに社内に残る人が増え、自然と会話も増えた
✅ 利用頻度が高い社員は、週に何度も使うようになった
担当者からは、

社員食堂ほどコストはかけられませんが“食環境が良くなった”という実感はしっかりでました。福利厚生としてもちょうどいいバランスだと思います!
という評価もあり費用対効果の高い施策として受け止められています。
参考:オフィスおかん 公式導入事例
https://office.okan.jp/case/item/shabon/

コスパを抑えながら“満足度が上がる変化”を出したい会社にはぴったりの選択ですね!
(3)冷凍弁当タイプ(office nosh/オフィス・ナッシュ など)
〜勤務時間が不規則・“しっかり1食”を用意したい会社のケース〜
【サービスの特徴】
◉冷凍弁当タイプで電子レンジで温めるだけ
◉栄養バランス・カロリー・塩分に配慮したメニュー設計
◉まとめてストックでき在庫管理がしやすい
◉廃棄ロスが出にくく運用が安定しやすい
◉ 1食あたりの単価は他タイプよりやや高めだが月数万円〜規模に応じて運用可能(目安)
【こんな会社に向いている】
◉シフト制・残業が多い
◉食事のタイミングが人によってバラバラ
◉軽食ではなく1食分になる食事を用意したい
【導入企業の事例】
※以下は、公開されている導入事例(Wantedly掲載記事)を参考にポイントをわかりやすく整理したものです。
ある企業では、業務の都合で勤務時間が不規則になりがちで「決まった時間に昼食をとれない社員が多い」「遅い時間になると結局コンビニに頼ってしまう」といった課題がありました。
そこで導入したのが、冷凍弁当タイプの置き型社食(office nosh)です。冷凍庫にストックしておけば、好きなタイミングで温かい食事をとれる環境が整います。導入後は、こんな変化が見られるようになりました。
✅ 遅い時間帯でも「会社で食べてから帰る」選択ができるようになった
✅ 食事のタイミングに左右されず、一定の満足度を保てるようになった
✅ 栄養バランスを意識した食事を選ぶ社員が増えた
✅ 「食事の心配をしなくていい」という安心感が広がった
担当者からは、

“いつでも食べられる選択肢がある”という安心感だけで社員の不満がかなり減りました!
という声もあり、働き方に合った食のサポートとして評価されています。
※なお、タニタカフェ at OFFICE も同じ「冷凍・健康志向タイプ」のサービスでカロリーや塩分に配慮したメニュー設計など、健康経営を意識した企業向けの選択肢としてあわせて比較検討されることが多いタイプです。

タニタは「冷凍弁当タイプ」の代表的な選択肢のひとつとしてあわせて比較検討されることが多いサービスです!
参考:office nosh 導入事例(Wantedly)
https://www.wantedly.com/companies/Hokuto0518/post_articles/901467
参考:タニタカフェ at OFFICE
https://www.tanita.co.jp/tanitacafe/office/
4. 置き型社食の選び方|タイプ別比較とおすすめ整理
ここまで読んで「置き型社食が良さそうなのはわかった。でも結局どれを選べばいいの?」そう感じている方も多いのではないでしょうか。

答えはとてもシンプルです。“一番有名なサービス”ではなく“自社の課題に合うタイプ”を選ぶこと。まずは、置き型社食を大きく3つのタイプに分けて整理してみましょう!
| タイプ | 向いている会社 | 主な特徴(コスト感含む) | 代表例 |
|---|---|---|---|
| 常温・軽食タイプ |
・まずは小さく始めたい ・設備やスペースに余裕がない |
・常温保存・管理がラク ・軽めの食事や間食向け ・初期・運用コストともに低めで、小さく始めやすい | Office Stand By You(新宿中村屋) |
| 惣菜タイプ(冷蔵) |
・コスパを重視したい ・社内の食環境を改善したい |
・温かいおかずが食べられる ・満足感が高い ・1品単価が低めで、利用人数に応じて調整しやすい | オフィスおかん |
| 冷凍弁当タイプ |
・シフト制の職場 ・残業が多い ・しっかり1食用意したい |
・いつでも食べられる ・在庫管理しやすい ・1食単価はやや高めだが、満足度と管理のしやすさが強み |
office nosh(オフィス・ナッシュ)
タニタカフェ at OFFICE |

ここからは「正解探し」じゃなくて相性チェックです。うちの会社の“今”に近いところから見ていきましょう!
(1)あなたの会社が「まずは負担なく始めたい」なら
【常温・軽食タイプ(Office Stand By You など)】
「いきなり本格的な社食はハードルが高い」「できれば設備も運用の手間も増やしたくない」
そんなときは常温・軽食タイプが一番スムーズです。

“まずは試す”ならここから。小さく始めて様子を見るがいちばん失敗しません!
▼ 当てはまるかチェック
✅ 設備やスペースに余裕がない
✅ まずは小さく試したい
✅ 昼食というより軽めの食事・間食の選択肢を増やしたい
このタイプは、「何も食べない」より「少しでも食べる」という行動の変化を作りやすいのが強み。
まずはここから始めて、反応を見ながら次のステップを考えるという進め方が向いています。
(2)あなたの会社が「コスパ重視で食環境を良くしたい」なら
【惣菜タイプ(オフィスおかん など)】
「コンビニ頼りの昼食を何とかしたい」「でも、福利厚生に大きな予算はかけられない」
こんな場合は惣菜タイプが現実的です。社内で温かいおかずが食べられるようになるだけで“福利厚生が良くなった実感”は想像以上に出やすくなります。

“満足度を一段上げたい”会社さんはここ。費用対効果を実感しやすいタイプです。
▼ 当てはまるかチェック
✅ 昼食がコンビニに頼りがち
✅ 社内で温かいおかずを食べられる環境にしたい
✅ できるだけコストは抑えたい
「ちゃんとした食事がとれる」だけで社員の満足度は想像以上に変わります。“福利厚生が良くなった実感”が出やすいのが、このタイプの強みです。
(3)あなたの会社が「勤務時間が不規則でしっかり1食用意したい」なら
【冷凍弁当タイプ(office nosh / タニタカフェ at OFFICE など)】
シフト制や残業が多く、食事のタイミングが人によってバラバラな職場なら冷凍弁当タイプがいちばん安心です。

「時間がバラバラでもちゃんと食べてほしい」職場ならここが安定択ですね!
▼ 当てはまるかチェック
✅ シフト制・残業が多い
✅ 食事の時間が人によって違う
✅ 軽食ではなく1食分になる食事を用意したい
「いつでも食べられる選択肢がある」それだけで食事に関する不満やストレスはかなり減ります。栄養バランスを意識したメニューを選べる点も、健康経営の観点では大きなメリットです。
(4)迷ったら「いちばんハードルの低い選択」からでOK
置き型社食は、小さく始めて様子を見ながら調整できるのが強みです。最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは一番ハードルの低い形から試してみる。それがいちばん現実的な選び方です。

ここまで読んでいただければ、置き型社食は「どれが一番いいか」ではなく「今の会社にどれが合うか」で選ぶものということが見えてきたと思います。小さく始めて、様子を見て、必要に応じて育てていける。それこそが置き型社食のいちばんの強みです。
チケット制の食事補助サービスについてはこちら💁♀️
【最新版】社員が喜ぶ!中小企業向け食事系福利厚生のおすすめ3選と成功事例ガイド 5. まとめ
◎ 福利厚生は「用意すること」よりも実際に使われることが何より大切
◎ 置き型社食は「オフィスにあるから、すぐ使える」仕組みなので無理なく続きやすい
◎ 定着のカギは「便利」「助かる」といった“使う理由”が社員の中に残ること
◎ 福利厚生は単なる「コスト」ではなく、少しずつ育てていく仕組みとして考えるのがポイント
【健康経営】福利厚生の食事制度、実は使われていない?利用率で見えた現実 
この記事の監修 長谷 有希央
◎安眠インストラクター
◎睡眠&寝具インストラクター
◎健康経営アドバイザー
◎中小企業診断士 の資格を持つ「眠りと健康経営の専門家」です。
◎補助金・助成金申請のお手伝いもしています。
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