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うちの子(5歳)、寝相が悪くて、夜中蹴ってきたりするんですよね。
こんにちは、Sailing Dayの羊一です。
実は、子供の寝相が悪いのには理由があるんです。
今日は、子どもの寝相と睡眠について解説していきます。
赤ちゃんは寝相というより、まず成長過程に寝返りがあります。
赤ちゃんの運動機能は、基本的には、頭から足に向かって発達します。
順番に目や首・肩・腕・背中や腰の順に動かせるようになりますが、背中や腰が動かせる頃に赤ちゃんは興味がひかれるものに向かって自然に重心を動かせるようになります。
そして、寝返りが成功します。
すべての赤ちゃんが同じように成長するわけではなく、個人差があります。その子の興味や関心によって体の動かし方が変わるため、寝返りをせずに「ずりばい」や「おすわり」をはじめる赤ちゃんもいます。
こちらの投稿で、成人の寝返りは、血流を保ち、体の負担を和らげる重要な動きと解説していますが、赤ちゃんは睡眠が整うまで時間がかかるので、赤ちゃんの寝返りの目的は、筋肉が鍛えられるなど身体発達での面が多くなります。
寝返りができても、はじめのうちは長い時間うつ伏せを保つことができません。首が下がって顔が寝具に埋まってしまい、窒息する可能性もあるため、寝る時は、程よい固さのベビー布団を使うようにしましょう。
赤ちゃんを卒業し、幼児になると、寝相が悪い!ってことありませんか?
寝相が悪すぎて掛布団どころか敷布団からもはみ出ていることもあります。
寝相が悪くなるのは、就寝中に寝返りを頻繁に打つからなんです!
睡眠には、深い眠りの「ノンレム睡眠」と、浅い眠り「レム睡眠」の2種類があります。
レム睡眠の時は、体は眠っているけれど脳は覚醒している状態です。
寝返りは、レム睡眠とノンレム睡眠の移行に深い関わりがあり、また、寝返りの役割の一つにレム睡眠とノンレム睡眠の睡眠段階をスムーズに移行させるスイッチのような役割を持つとも言われています。
ノンレム睡眠とレム睡眠の周期
大人 | 子ども |
90分~120分程度で繰り返される | 40分~60分程度で繰り返される |
子どもは大人より睡眠の周期が短いのです。
つまり、子どもの方がレム睡眠からノンレム睡眠に切り替わる回数が多くなります。
また、子どもは睡眠におけるノンレム睡眠の割合が高い傾向にあると言われています。これらのことから、子どもは大人に比べて寝返りが多くなり、それゆえ寝相が悪くなりやすいと言えます。
寝相は睡眠中に無意識に取る体勢のことで、快適さや体の状態によって変わります。
ただの姿勢の変化に思える寝相ですが、実は体の状態や快適さをあらわしています。
冬場、子供が丸く縮こまる寝相を取る場合、部屋が寒いと感じている可能性があります。
また夏場、掛け布団を蹴ってしまうという子供もいます。その場合、暑いことが原因の場合もありますので、掛け布団を蹴って、お腹が出ないように気をつけましょう!
ぐっすり眠れているサインは下記を参考にしてみてください。
◎手足を大きくバンザイのように広げてリラックスしている
◎一定時間ごとに自然な寝返りを打つ
◎呼吸が穏やかで規則的
子どもの寝相が悪いと、掛け布団をはいで風邪をひかないか心配で、夜中、何度も起きてしまうことも。しかし、寝不足はパパママ業の大敵。次の日、仕事や家事などもありますし、しっかり寝たいですよね!
大人もぐっすり眠れるように気をつけることや今からできる改善点を3つお伝えします。
寝返りを打った拍子にベッドから落ちて怪我をしないよう、転落防止対策をしましょう。ベッドガードと呼ばれる柵をつけるのもおすすめ!
転落事故を防ぐため、寝具の配置やベッドガードの使用が推奨されています。
弊社スタッフの家庭では、床に余った布団を敷いて万が一に備える、子供は壁際に寝かせると行った家庭もありました。
寝返りを打った拍子に布団や枕の隙間に顔がはさまってしまい、息ができなくなるというケースが睡眠中の赤ちゃんの事故であります。こういった事態を起こさないよう、顔が埋まらない硬めの布団や枕を使用しましょう。
寝返りを打った拍子にパジャマがめくれ、寝冷えしてしまうことがあります。特におなかを出して寝ていると寝冷えして風邪をひいたりおなかを壊したりすることがあるので、注意が必要です。
パジャマはボタン付きでお腹が出ないものがあります。ユニクロのベビーパジャマはボタン付きで安心です。サイズも120まであるので幼稚園児くらいまで着れます。
また冬場で布団をはいでしまうことの多い子には、スリーパーもおすすめです。
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汗をさっと吸収してくれて蒸れによる不快感を防止してくれます。洗ってもふわふわで1年中使えておすすめです。
子供が寝返りしやすいような環境を作ることはとっても大切です。
寝具についてはこの記事で詳しく解説しています。
規則正しい生活リズムを整えることで、睡眠の質は上がります。
毎日同じ時間に寝起きする習慣をつけることで、体内時計が整い、毎晩、自然な眠気がやってきます。
また、日中の適度運動をすることで、体に心地よい疲労を与えてくれます。
晴れた日は公園で遊んで、雨や寒い日などは家でダンスなどをしてもいいですね!
夜はスマホやタブレットの使用を控え、特に寝る1時間前は、家族全員でリラックスできる時間過ごしましょう。
厚生労働省「健康日本21」の調査によると、家庭内での睡眠環境改善が、親の睡眠満足度向上に寄与するケースが多いことが報告されています。子供がぐっすり眠れると親もぐっすり眠れますよね!
子供の快眠のために簡単に取り入れられることをお伝えします。
- 十分なスペースを確保した寝具の配置
- 寝る前にリラックスできる時間を作る
- 寝相が乱れている場合は優しくストレッチを行う
- 習慣化することで無理なく続けられる工夫をする
狭いベッドや柔らかすぎる寝具は寝返りを妨げる原因になってしまうので気をつけましょう!
- 寝返りは血流を促進し、体の負担を軽減する重要な動きです。
- 特に赤ちゃんにとっては、筋肉や運動機能の発達を支える動作でもあります。
- 子供は睡眠サイクルが短く、寝返りが頻繁になるため、寝相が悪く見えます。
- 快適さや環境の状態が寝相に影響を与えます。
- 硬めの布団や枕を選び、寝返りしやすいスペースを確保します。
- 部屋の温度やパジャマ選びを工夫し、寝冷えを防ぐ対策が大切です。
- 規則正しい生活リズムを作り、日中の適度な運動を取り入れる。
- 寝る前はリラックスできる時間を過ごし、デジタルデバイスの使用を控える。