気圧と睡眠の深い関係とは?低気圧の日の快眠対策

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朝起きた瞬間から頭が重い…そんな日がありませんか?

低気圧の日に限って眠りが浅く、日中もだるさが続いたり。

皆さんも感じたことはありませんか?

こずえ
こずえ

天気で体調が左右される、、辛いです。

羊一さん
羊一さん

こんにちは、Sailing Dayの羊一です。

それ、気圧が関係しています。

今日は、気圧と睡眠について、低気圧の日の快眠方法について、解説します。

気圧とは?

気圧とは、空気の重さによって生じる圧力のことです。

気圧は、高度・天気によって変化します。

昔、富士山に登ったことがあるのですが、標高が高くなるにつれ、空気は薄くなりました。

気圧が下がり、大気中の酸素濃度が低下するため、頭痛、吐き気、めまいなどを起こす方もいます。

天気も同じで、低気圧だと体調不良を感じやすくなってしまうことがあります。私も朝起きた時にどんよりした気分になったり、頭痛があることがありますが、皆さんはどうですか?

低気圧になりやすい季節とその影響

日本には、春夏秋冬と四季があり、いろいろな変化が楽しめますが、温度の変化も激しいですよね。

日本では、1年を通して気圧が低くなる時があります。

①梅雨(6月〜7月前半)

雨の日が続くため、気圧が低くなりがち。

②台風シーズン(8月〜10月)

台風の接近時は急激に気圧が低下する。

春と秋の低気圧(3月〜5月、10月〜11月)

春や秋には温帯低気圧が発達し、気圧が大きく変動する。

④冬の低気圧(12月〜2月)

冬は日本海側で発達した低気圧が通過しやすく、寒冷前線が通ると気圧が急低下することがある。

こずえ
こずえ

私は、④冬の低気圧(12月〜2月)の時期はそんなに、低気圧と感じないです。

羊一さん
羊一さん

確かに冬も低気圧が発達することはありますが、台風のような急激な気圧変化が少ないので、体が順応しやすいんですよ。

春はなぜ体調を崩しやすい?

もうすぐやってくる春。春はあったかいと思ったら、次の日は曇って寒かったり、変化も大きいですよね。それにより、体調がイマイチな方も多いです。

羊一さん
羊一さん

立春から春分の間に吹く強い強風をご存知ですか?

こずえ
こずえ

春一番ですね!

春一番は、発達した低気圧によって吹くのですが、低気圧の接近により、気圧が急激に低下し、体調不良を引き起こすことがあります。

そして、強風が吹くことによって、花粉の飛散量が急増し、花粉症が悪化して、さらに体調不良を感じることも。

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睡眠との関係

低気圧は睡眠の質を悪化させてしまいます。その理由を3つお伝えします。

自律神経が乱れ、寝つきが悪くなる

低気圧が近づくと、体が気圧の変化に合わせようとして、自律神経のバランスが乱れてしまいます。

自律神経は、内臓や代謝、体温といった体の機能を24時間体制でコントロールする神経です。

昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」 と夜間やリラックスしている時に活発になる「副交感神経」の2種類があります。

低気圧の日は、交感神経が優位になりやすく、寝つきが悪くなります。そのため、意識的に副交感神経を優位にしていきましょう!

副交感神経を優位にするために耳マッサージもおすすめです!

こちらの記事で詳しく解説しています。

【体質改善編】体を温めて快適睡眠 【体質改善編】体を温めて快適睡眠

②めまい・頭痛が起こりやすい

低気圧の影響を受けるのは 耳の奥にある「内耳」という部分で、急激な気圧の変化でバランスが乱れると、 めまいや頭痛が起こりやすく、睡眠を妨げてしまうことがあります。

耳を温めることは②の対策にも効果があります。

今、流行りの耳つぼジュエリーに頼るのもおすすめです。

気圧の変化による頭痛軽減や、眠りがよくなったとの声もよく聞きます。

睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が減る

「メラトニン」 は、日中に太陽の光を浴びることで作られるが、低気圧の日は曇りや雨で日照時間が短くなるため、メラトニンの分泌が減少し、眠りが浅くなります。

メラトニン対策として、食べ物からも摂取が可能です。

メラトニンを増やす食べ物

豆類(納豆・豆腐・味噌・チーズ)

◎ナッツ類(アーモンド・クルミ・カシューナッツ)

バナナ

乳製品(ヨーグルト・チーズ・牛乳)

赤身の魚(マグロ・カツオ)

白ごはん・玄米・オートミール

私も低気圧だと頭痛を起こすタイプなので、そんな日は、私判断の夕食メニューにしています。

そのメニューは、

焼き鯖+玄米+わかめと豆腐の味噌汁です。

冷凍の鯖は、大体冷凍庫に常備していて、お豆腐も常に買っている食材なので、いつでも作れるメニューです。

子供は玄米が苦手なので、私だけレトルトご飯を取り入れたりもしています。

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低気圧の日に避けた方がいいこと

低気圧の日は、さらに悪化しないように過ごしたいもの!

避けたい食べ物と行動についてお伝えします。

食べ物

◎カフェインを含む飲み物

コーヒーなどカフェインは、神経を刺激し、交感神経を優位にして寝つきを悪くしてしまいます。

◎お酒

アルコールは、寝つきはよくなるが、眠りが浅くなりやすいのでやめましょう。

辛い食べ物

辛いものは、交感神経を刺激し、リラックスしにくくなってしまいます。

唐辛子を使った料理や辛口のカレーには注意です。

糖分の多い食品

甘いケーキやジュースは、血糖値の乱高下で眠りが浅くなってしまいます。

これらの食べ物は避けて過ごしましょう。

行動

低気圧で身体が辛いなと思う時は、無理して朝早く起きるのは、おすすめできません。血圧が下がりやすく、朝起きるのがつらいことが多いので、無理に早起きせず、10分でも長く睡眠をとった方は負担が少ないです。

私は、もともと低血圧なのでやっぱり、低気圧だと朝が辛くなかなか起きられません。

また、激しい運動やハードなトレーニングも避けましょう。体にストレスが溜まりやすいため、ウォーキングや軽いストレッチ程度にするのがおすすめです。

低気圧対策

低気圧対策としてできることは、まず、気圧予報をチェックすることです。

『ウェザーニュース』アプリは、前日に気圧の低下を通知してくれるので、翌日の対策を立てるのにぴったりです。次の日、無理せず起きないようにしたりと工夫ができます。

またアプリで気圧を測定できるものもあります。

他には、水分補給も大切です。気圧の低下で血流が悪くなりやすいので、水分をこまめにとりましょう。

まとめ

今回の記事では、気圧と睡眠の関係について解説しました。以下に要点をまとめます。

✔ 気圧とは?

▶︎ 気圧は空気の重さによる圧力で、高度や天気によって変化する。
▶︎ 低気圧の日は、酸素濃度が低下し、体調不良を感じやすい。

✔ 低気圧になりやすい季節とその影響

▶︎ 梅雨(6月〜7月前半):雨が多く、気圧が低くなりがち。
▶︎ 台風シーズン(8月〜10月):台風接近時に急激に気圧が低下。
▶︎ 春・秋(3月〜5月、10月〜11月):温帯低気圧が発達し、変動が大きい。
▶︎ 冬(12月〜2月):寒冷前線の影響で気圧が急低下することも。

✔ 春はなぜ体調を崩しやすい?

▶︎ 春一番などの強風は、低気圧の影響で発生。
▶︎ 気圧の急変動が体に負担をかける。
▶︎ 花粉の飛散量が増え、花粉症の悪化につながる。

✔ 低気圧と睡眠の関係

▶︎ 自律神経の乱れ → 交感神経が優位になり、寝つきが悪くなる。
▶︎ めまい・頭痛の発生 → 内耳の影響でバランスが崩れ、睡眠を妨げる。
▶︎ メラトニン不足 → 日照時間が短くなり、眠りが浅くなる。

✔ 低気圧の日に避けた方がいいこと

食べ物:
▶︎ カフェイン(コーヒー・紅茶・エナジードリンク)
▶︎ アルコール(眠りが浅くなる原因に)
▶︎ 辛い食べ物(交感神経を刺激)
▶︎ 糖分の多い食品(血糖値の乱高下で睡眠の質が低下)

行動:
▶︎ 無理な早起き(自律神経への負担が増す)
▶︎ 激しい運動(ストレスを増加させる)

✔ 低気圧対策

▶︎ 気圧予報をチェック(アプリで事前に把握)
▶︎ 水分補給(血流を促し、体調を整える)
▶︎ 耳マッサージ(自律神経を整え、快眠を促す)
▶︎ メラトニンを増やす食事(納豆・ナッツ・バナナ・乳製品・赤身魚など)

低気圧の日も、ちょっとした工夫で快適に過ごせます!
気圧の変化に振り回されず、質の良い睡眠を手に入れましょう