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近年注目されている「健康経営」。
社員の健康が会社の生産性や働きやすさに直結するという考え方です。
中でも見落とされがちなのが「食生活」。
実は、日々の食事が集中力や体調に大きく影響しています。
今回は、中小企業でもすぐに始められる食生活改善のアイデアをご紹介します!

SailingDayの羊一です。
実は、毎日の食事が集中力や体調に直結!
食生活をちょっと見直すだけで、職場がグッと元気になりますよ。
「最近、社員の集中力が続かない」「午後になると眠そうな人が増える」——そんな職場のお悩み、ありませんか?
その原因の一つとして見落とされがちなのが、**社員の“食生活**です。
不規則な食事や、栄養バランスの偏ったランチは、エネルギー不足や血糖値の乱れを引き起こし、
結果的に集中力や生産性の低下、体調不良による欠勤につながることがあります。
逆に、社員の食生活を整えることは、体調の安定・パフォーマンス向上・職場の活気アップに直結します。
食は「健康経営」の土台であり、企業が社員を支える具体的なアプローチのひとつです。
【食生活の乱れ】
⚪︎血糖値の乱高下
⚪︎眠気・集中力の低下
⚪︎疲労感・だるさ
⚪︎免疫力低下 (体調不良)
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【職場への影響】
⚪︎作業効率ダウン
⚪︎ミスの増加
⚪︎欠勤・遅刻の増加
⚪︎モチベーション低下
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【改善ポイント】
⚪︎健康的な間食
⚪︎バランスの取れた食事
⚪︎栄養教育・食意識の向上
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【結果】
◎集中力UP
◎体調安定
◎職場の活気・チーム力向上
「健康経営って大企業向けでは?」と思われがちですが、中小企業でもすぐに始められる工夫があります。ここでは手軽にできるアイデアをいくつか紹介します。
● 健康おやつを用意する
チョコやスナックの代わりに、ナッツ、ドライフルーツ、ゼリー、プロテインバーなどを社内に常備。コンビニに頼らず空腹時に栄養補給できます。
● 社員食やお弁当の見直し
外食やコンビニに偏る社員が多い場合、提携弁当サービスや野菜が摂れるメニューの導入もおすすめです。「健康ランチデー」など、週に1回でも実施すれば、意識改革のきっかけになります。
● 食の情報発信で、自然と健康意識アップ
食に関する社内掲示・イベント・「健康レシピの掲示」や「野菜を多く食べようキャンペーン」・ 管理栄養士によるミニセミナーなど、社員の意識を自然に変える工夫も有効です。
食生活改善を通じて得られる効果は、体調面だけにとどまりません。
たとえば、社員同士が「今日は何食べた?」と会話する中で、コミュニケーションの活性化にもつながります。
さらに、会社が社員の健康を大切にする姿勢を示すことで、エンゲージメントの向上や離職率の低下といった、経営的なメリットも期待できます。

ポイントは、「無理なく、できることから」始めること。
完璧を目指す必要はありません。小さな取り組みが、長く続く習慣へと変わっていきます。
【ネッツトヨタ山陽株式会社】
ネッツトヨタ山陽株式会社は「従業員の健康こそが何よりも重要」だと考えており、以下のような健康経営を行っています。
- 従業員に電子万歩計を携行してもらい、歩いた歩数を毎月集計している。ウォーキングコンテストも実施しており、楽しみながら継続できる環境を整えている。
- 本社の社員食堂では、カロリーを意識したおかずを用意している。
また、同社では健康経営の取り組みを積極的に社外へと発信しており、県内企業や他のディーラーからも高い関心が集まっています。店舗スタッフは健康をテーマにお客様とのコミューケーションを図っているため、好循環が生まれているのが魅力です。

『歩いて食べて、チームも元気!楽しく続く健康経営♪』とても素晴らしいですね!
◎社内に「健康おやつBOX」を設置(1日500円以内でナッツ・ゼリーを補充)
◎週1回「野菜多めのお弁当注文日」を導入(会社補助あり)
◎月1回、社内チャットで「健康レシピ投稿キャンペーン」を実施
食生活の見直しは、企業にとって「投資」であり「信頼づくり」です。
中小企業でも今日から取り組める方法はたくさんあります。
まずは、1つのアイデアから始めてみませんか?
社員の健康と笑顔が、きっと職場全体を明るく変えていくはずです。
◎社員の食生活は集中力・生産性・体調に直結する
◎中小企業でも低コストで食改善は始められる
◎おすすめ施策
▶︎健康おやつ
▶︎野菜中心のお弁当
▶︎食に関する情報共有
◎食改善はコミュニケーション活性や離職防止にもつながる
◎無理なくできることから継続することが成功のカギ
◎健康経営は社員の笑顔と会社の信頼をつくる投資になる