運動がもたらす効果

日々の生活の中で、運動をしていますか?

運動と聞いて、ちょっとドキッとしてしまう方も多いかもしれません。

運動しなきゃ…と思っていても、なかなか習慣にするのは難しいものです。忙しかったり、疲れていたりするとなおさらです。でも、毎日の生活の中に少しずつ取り入れるだけで、健康に繋がる効果があります!

羊一さん
羊一さん

私は、Sailing Day の羊一と申します。

今日は、その効果について解説していきます。

身体活動とは?

身体活動という言葉を聞いたことはありますか?

日常生活で「からだを動かすこと全て」を身体活動と呼んでいます。身体活動は、安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費する全ての動作が当てはまります。

身体活動は大きく分けて「運動」と「生活活動」の2つがあります。

運動とは、体力の維持や向上を目的として、体を動かすことです。スポーツやトレーニングがその例です。

生活活動とは、日常生活における家事や労働、通勤、通学などがその例です。

私たちは生活している中で、運動の他にも、生活活動として体を動かしているのです。運動をするのは大切とわかっていても、日本人の約70%の人は運動を習慣にできていません。暑い・寒い、そして、忙しい、面倒くさいなどを理由に習慣化するのが難しいのが現状です。

 

運動がもたらす効果

習慣化できていない人が多い運動ですが、日々の生活に運動を取り入れることで、体も心も元気になり、毎日をもっと快適に過ごせるようになります。また気分も前向きになって、充実した毎日を送ることができるようになります。

運動がもたらす3つの効果をお伝えしますね。

①身体的な効果

パパ
パパ

どんな効果があるんですか?

例えば、ランニングなどの有酸素運動を定期的に行うことで、心肺機能が向上し、免疫力が強くなります。特に、家族内で風邪が流行った時でも、体力がついていると感染しにくくなります。

羊一さん
羊一さん

パパさんは、子供の風邪がうつってしまうことはありませんか?

パパ
パパ

あーあります、、仕事も休みにくいので、あまりうつりたくないのですが、結局うつってしまいますね。

羊一さん
羊一さん

家庭内だと、うつってしまいますよね。それをなるべく予防するためにも、運動を取り入れることがおすすめなんです。

身体的な効果

  • 体力や持久力がついて、体を動かすことが楽になる。
  • 生活習慣病の予防につながる。
  • ストレッチや筋トレで体が柔らかくなり、膝や腰の痛みが和らぐ。
  • ランニングなどで心肺機能が強くなり、風邪をひきにくくなる。
  • 健康な体型を保ち、自分に自信が持てるようになる。

②精神的な効果

羊一さん
羊一さん

心にもたらすメリットもあります。

仕事でクタクタに疲れた日、気分がどんよりして家に帰ってもソファーでダラダラしてしまう…そんな経験、ありませんか?

パパ
パパ

疲れて帰ると、そういう日があります。

羊一さん
羊一さん

そんな日は、ウォーキングを取り入れるのがおすすめです!気分がスッキリしますよ!体を動かすことで、日中のストレスが吹き飛び、帰宅後は頭がすっきりして家族との会話も楽しめます。

  • 爽快感や達成感を感じ、ストレス解消や心の安定を保てる。
  • 運動をすることで落ち込んだ気分や不安な気持ちが楽になる。

③社会的な効果

運動は、体力や健康を向上させるだけでなく、私たちの人間関係にも良い影響があります。たとえば、スポーツのグループに参加したり、フィットネスジムに入会することで、共通の趣味を持つ人たちと知り合い、会話や交流が増えます。

  • 趣味や生きがいを見つけ、社会とのつながりが深まる。
  • 運動を続けることで目標を達成につながり、自己肯定感が向上する。

運動を習慣化させよう

先程もお伝えしましたが、約70%の人が、運動を習慣にできていないということは「運動不足」であると言うことです。

厚生労働省は、「1日30分以上の運動を週2回以上」且つ、「1年以上継続している」方を、運動習慣のある人と定めています。

羊一さん
羊一さん

パパさんはどうですか?

パパ
パパ

できていないですね。「運動は良い」とわかっていてもなかなかできずでして。

羊一さん
羊一さん

この習慣は結構大変ですよね。

週2回・30分間、筋トレやウォーキング、ジョギングなどを頑張ってやってみましょう!

ちょっと難しいなと思う方は、まずは身体活動として、1日約8000歩を目標に、最寄り駅の一駅前で降りて歩く、駅や職場では階段を使うなどを心がけていきましょう。自然と体を動かす量が増えますよ。体力がついてきてから運動を取り入れるとスムーズに「週2回・30分間の運動」が身につきます。

運動不足が引き起こす悪影響

運動不足が続くと、まず体力や筋力が落ち、日常生活で疲れやすくなったり、動きが鈍くなります。また、膝や腰に負担をかけ、筋力の低下と重なって痛みが出やすくなります。

その結果、使うエネルギーが減って太りやすくなり、さらに基礎代謝も低くなるので、体重が増えやすくなります。太ると、生活習慣病(例えば、動脈硬化や糖尿病など)のリスクも高くなります。さらに、がんのリスクも高まることがわかっています。

精神的な問題としては、落ち込みやすくなったり、うつ病のリスクが高まるとも言われています。

運動不足は、体と心の両方に悪い影響を与えてしまうのです。

日本人は座りすぎ?

オーストラリアのシドニー大学が、世界20か国・地域の成人について、平日1日に座っている時間(中央値)を調べると日本が「7時間」で最長でした。日本人は全世代座りすぎだそうです。

座っている時間が長いほど、健康リスクが上がる研究結果も報告されており、メンタルヘルスにも影響を与えるといわれています。

企業での取り組み

そんな中、座る時間を減らそうと工夫する企業もあります。


食品大手「ネスレ日本」は、神戸市の本社内の一部フロアで、立ったまま使える机を導入したそうです。この机で仕事を行う社員の方は、「適宜、ストレッチをしていれば、意外と疲れない。」とおっしゃっておりました。社内会議も立って行うそうで、座ってばかりの身としては、大変そうだなと思いますが、従業員の健康を考えた素敵な企業ですよね。

自宅でできるながら運動

身体活動として、家でもできるながら運動をお伝えします。

パパ
パパ

それは嬉しい!どんなものがありますか?

  • テレビのCM中は立ち上がって家事をしたり、動く。
  • ネットサーフィンは時間を決める。
  • 読書は1章読んだら、合間にストレッチを行う。
  • ネットショッピングよりも買い物に出かけて歩く時間を増やす。
  • 歯磨き中は、片足で立ってバランスを取り、体幹を鍛える。
羊一さん
羊一さん

今日から一緒にやってみましょう!

日常生活の中でちょっとした工夫を加えるだけで、運動の時間を作ることができます。少しずつ健康的な生活を目指していきましょう。

まとめ

今回の記事では、日常生活に運動を取り入れることが体や心に与える様々な効果について解説しました。

  • 運動は、体力や持久力を向上させ、生活習慣病の予防につながる。
  • 心の健康にも良い影響があり、ストレスの解消や心の安定が得られる。
  • 人間関係の向上や、社会とのつながりを深める効果もある。

運動を少しずつ生活に取り入れるだけで、体だけでなく心にも良い影響を与え、毎日がより充実したものになるはずです。これを機に、運動を取り入れたり、歩くことを増やしたりを少しずつ始めてみませんか?