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ママ、僕もパパみたいに朝コーヒー飲んでみたいんだけど、いいかな?
コーヒーかぁ、まだちょっと早いかもしれないなぁ。
えっ、どうして?おいしそうなのに…
「子供にコーヒーを飲ませても大丈夫?」と心配になる親御さんも多いのではないでしょうか。
特に、成長期の子供にとってカフェインの影響は無視できないものです。
カフェインの摂取は、大人にとっては目を覚ますための習慣の一部かもしれませんが、子供にとってはそうとは限りません。
ここでは、カフェインが子供の成長にどのように影響するのか、そして何歳から摂取しても安全なのかについて詳しく解説していきます。
カフェインって、何?
カフェインは、コーヒーやお茶、チョコレートなどに含まれる成分で、飲んだり食べたりすると、眠気を和らげたり、集中力を高めたりする働きがあるよ。
ただ、カフェインを取りすぎると寝つきが悪くなったり、深く眠れなくなることがあるの。
特に君みたいにまだ成長している子供には、たくさん寝ることがとても大事だから、カフェインを摂りすぎると困っちゃうんだ。
チョコレートにもカフェインが入っているの?
そうよ!
チョコレート以外にもカフェインが入っているものがあるわ。
カフェインが入っている食品と飲みものは、紅茶・緑茶・ココア、チョコレート(チョコレートやココア、特にダークチョコレートはカフェインが含まれていることが多い)コーラやエナジードリンク、アイスクリーム(カフェインを含むコーヒーやチョコレートフレーバーのアイスクリームにも注意が必要)よ。
えー!チョコレートにも入っているの?
僕大好きなのに…
そうよね、だから食べすぎないように注意しましょうね!
カフェインが入ってるものを沢山食べたり飲んだりしたら、どうなっちゃうの?
こんな事が起きるわ!
- 落ち着きのなさ
カフェインは中枢神経を刺激するため、子供が過剰に摂取すると、落ち着きがなくなることがあります。これにより、集中力が低下し、学校の授業や宿題に支障をきたすことがあります。 - 不眠
カフェインは眠気を抑える効果がありますが、これが原因で寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めやすくなったりします。特に、夕方以降にカフェインを摂取した場合、睡眠障害を引き起こす可能性が高くなります。 - 頻脈や動悸
カフェインが心拍数を上げることがあり、子供がカフェインを多く摂取すると、心拍が速くなる、胸がドキドキするといった動悸の症状が現れることがあります。これが続くと、不安感やパニックを引き起こす可能性もあります。 - 胃腸の不調
カフェインは胃酸の分泌を促進するため、胃が荒れることがあります。これにより、腹痛や吐き気などの胃腸の不調を訴えることがあるかもしれません。 - 頭痛
カフェインを急に沢山摂取すると、頭痛を引き起こすことがあります。カフェイン中毒の症状としても頭痛があるので、注意が必要です。ただ、カフェインは偏頭痛を緩和してくれる効果もあると言われています。自分に合った適量をしっかり守りましょう。
ちょっと怖い…
気をつけていこうね!
ぼくは何歳からコーヒーを飲んでいいの?
個人差もあるけど、12歳~15歳以上で体重が大人並みの50kgを超えていれば1日1杯のコーヒーを飲んでもオッケー。
6歳以上の子どもであれば大人の1/4程度の量にして、ミルクを多めにして1杯なら大丈夫だそうよ。
コーヒー牛乳とかだね!
ただ、カフェインの効果が子どもの場合は大人の2~3倍の持続時間であり、6~8時間くらいと考えられているので。夕方に摂取してしまうと夜眠れなくなるということもあるのよ。
子どもの成長ホルモンは深い眠りにつくことにより分泌されるため、眠りが浅いと成長に影響するから、飲むときには時間を気にしてあげて15時よりも前が安心だね。
子供のカフェイン最大摂取量(1日)の目安
・4~6歳児・・・45mg
・7~9歳児・・・62.5mg
・10~12歳児・・・85mg
・13歳以上・・・2.5mg/kg未満(例:体重50kgなら125mg)
なるほど、僕はミルクいっぱいのコーヒー牛乳なら飲めるね!
でも、夕方からは飲まないようにする!
カフェインが入っていないコーヒーもあるから、それから飲んでみようか。
うん、飲んでみる!
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友達はコーラ飲めるって言ってたけど、コーラはどのくらいなら飲んでいいのかな?
コーラ1缶355mlに36~46mgのカフェインが入っているの。
、500mlのペットボトル全部を飲むのはちょっと多いわね!
そういえば、ママは妹を妊娠中にコーヒー飲めないって言ってたね!
どうして?
ママが飲んだコーヒーや紅茶、緑茶などに含まれているカフェインは、おなかの中の赤ちゃんに届いちゃうの。
カフェインが妊婦さんに与える影響について、確定的なことはまだ分かっていないけど、妊婦さんがカフェインを摂りすぎると不眠や頭痛のほか、赤ちゃんの低体重の原因になったり、鉄分不足を招いて貧血を引き起こしたりする可能性があるんだって。
だからママは我慢していたんだよ。
そうだったんだ…。
ママちゃんと我慢して偉いね!
ありがとう。
コーヒーとカフェインについて分かったかな?
うん分かったよ!
僕はコーヒー牛乳を楽しむね!
・カフェインとは?
・コーヒーやお茶、チョコレートなどに含まれる成分で、眠気を和らげたり、集中力を高める効果がある。
・取りすぎると寝つきが悪くなり、成長期の子供にとっては注意が必要。
・カフェインが含まれる食品や飲み物
チョコレート、コーラ、紅茶、緑茶、エナジードリンク、ココアなどにカフェインが含まれている。
・食べすぎや飲みすぎに注意が必要。
・カフェインによるリスク
・落ち着きのなさ、不眠、頻脈や動悸、胃腸の不調、頭痛などが起こる可能性がある。
・子供は大人よりも影響を受けやすい。
・子供がコーヒーを飲める年齢
・一般的には12歳~15歳以上で体重が50kg以上なら、1日1杯のコーヒーを飲んでもOK。
・6歳以上の子供ならミルクを多めにしたコーヒー牛乳を飲むことができるが、摂取時間に注意が必要。
・カフェインの最大摂取量の目安(1日)
・4~6歳: 45mg
・7~9歳: 62.5mg
・10~12歳: 85mg
・13歳以上: 2.5mg/kg未満
・コーラのカフェイン
・1缶(355ml)に36~46mgのカフェインが含まれている。
・500mlのペットボトルを一度に飲むのは多いので注意が必要。
・妊婦さんとカフェイン
・妊婦さんがカフェインを摂りすぎると、赤ちゃんの低体重や貧血などのリスクがあるため、控えるべき。
みんなもカフェインの量に気をつけながら、コーヒーを楽しんでね!