「なんだか疲れが取れない」
「季節の変わり目に体調を崩しやすい」
そんな不調を感じること、ありませんか?私も以前、忙しさや気温の変化で体がだるく、気持ちも沈みがちな時期がありました。

そんなとき、私もつい「もっと頑張らなきゃ」と力が入ってしまうことがあります。
でも、無理をすると心も体もどんどん疲れてしまう。
そんなとき、気分転換に始めたハンドメイドが、思いのほか心を落ち着かせてくれました。

無理に頑張るよりも「心がほっとできる時間」をつくること大切ですね!
実はハンドメイドは、ストレス解消や免疫力アップにもつながると言われているんです。
このブログでは、ハンドメイドがもたらす“心と体のいい変化”を、私自身の体験も交えながらご紹介します。
1. ハンドメイドで自律神経を整える
皆さんは、ハンドメイドをやったことがありますか?
実は最近、ハンドメイドのような“手を動かす活動”が、心と体の健康を整える効果があることが、研究でも注目されています。
手作業を通してリラックスすることで、
◎自律神経が整い、ストレスをやわらげる
◎幸せホルモンが分泌され、免疫力がサポートされる
◎指先を使うことで脳が活性化し、集中力や思考力が高まる
そんなうれしい効果が期待できると言われています。
私のやっているハンドメイドは、ポーセラーツという磁器にシールのような転写紙や専用の絵の具で装飾を施し、電気炉で焼き付けて完成させるハンドクラフトです。

私もハンドメイド(作品を制作しているとき)に集中していると、つい時間を忘れてしまうことがあります。
この「無心になれる状態」は、脳がリラックスしているサインです。
私たちの体は、ストレスを感じると「交感神経」が優位になり、心拍数や血圧が上がります。
一方で、落ち着いたり楽しいことをしているときは「副交感神経」が優位になり、体が休息モードに切り替わります。
ハンドメイドで手を動かしている時間は、この副交感神経が活発に働く時間。その結果、ストレスホルモンが減少し、免疫細胞の働きが活発になると言われています。

つまり「手を動かす」だけで、体の中でおだやかに回復するスイッチが入るのです。
(1)幸せホルモン「セロトニン」で心も免疫も元気に
ハンドメイドの魅力は、完成したときの達成感!
このとき、脳内では“しあわせホルモン”と呼ばれるセロトニンが分泌されます。

私も作品が出来上がると、達成感と嬉しさで自然と笑顔になっていくことが多いです。
またセロトニンは、自律神経のバランスを整え、イライラや不安をやわらげる働きを持っています。
また、セロトニンがしっかり出ていると、夜の睡眠ホルモン「メラトニン」もスムーズに分泌されるため、質のよい睡眠にもつながります。

つまり、ハンドメイドで「楽しい!」「できた!」という小さな喜びを感じることは、ストレスを減らすだけでなく、睡眠リズムや免疫力を整えることにもつながるのです。
(2)ハンドメイドは「脳トレ」にも効果的!
細かい作業をするとき、私たちの脳はフル回転しています。
針を通す、糸を結ぶ、ビーズを並べる——これらの動作には「指先の感覚」「視覚」「集中力」がすべて関わっています。
そのため、ハンドメイドには脳の前頭葉や海馬(記憶を司る部分)を活性化させる効果があるとも言われています。
実際に、手作業を日常的に行う人は認知機能の維持に役立つという報告もあります。
また、夢中で作業することで“雑念が消える”状態になり、心のリフレッシュにも。その時間はSNSからも離れるので、短い時間でも頭がスッキリします。これが、最近話題の「マインドフルネス」と近い効果を持っているのです。

2. 初心者にもおすすめのハンドメイド3選
初めての人でも挑戦しやすいハンドメイドをご紹介します!
①フェルトの小物づくり
手触りの良いフェルトを切って縫うだけで、コースターやチャームが簡単に完成します。
失敗してもやり直しやすく、針を使う動作が「無心になれる」と人気です。
【ポイント】:キットからのスタートがおすすめ!
![]() | minimofuuのマスコット ミニモフー 手芸キット サンフェルト グッズプロ 価格:505円 |

②アロマキャンドルづくり
香り・光・手の動きの三拍子がそろった癒しの時間。
香りが副交感神経を刺激して心拍数を落ち着かせるため、リラックス効果は抜群です。
【ポイント】:夜のリセット時間におすすめ!作ったキャンドル使う楽しみも◎
![]() | 価格:2200円 |

③ビーズアクセサリーづくり
キラキラ光る素材に触れることで気分が上向きに。
細かい作業が脳を活性化し、集中によるリフレッシュ効果もあります。
【ポイント】:完成した作品を身につける喜びも心の栄養に。
![]() | 価格:1650円 |


やってみたいハンドメイドはありましたか?
(1)ハンドメイドはいつやるのが効果的?

私は隙間時間にハンドメイドをやることが多いのですが、いつやるのがいいんだろう?

実は、時間帯によって得られる効果が少し違うんです!
心と体を整えるハンドメイドに最適な時間帯をお伝えします。
朝のハンドメイドで心を整える|1日のスタートにぴったりのリフレッシュ習慣
朝の時間に手を動かすと、気持ちが落ち着き集中力がアップ。
自律神経のバランスが整い、1日の始まりを穏やかに迎えられます。
いつもより早く起きて「朝活」としてもおすすめです!
昼のハンドメイドでストレス解消|短時間でリフレッシュできるおすすめ時間
仕事や家事の合間に5〜10分のハンドメイドの時間をとるだけで、ストレスホルモンが減り、脳がリセットされます。
昼のハンドメイドは心の切り替え効果が高く、午後も集中しやすくなります。
仮眠前のリラックスタイムとしてもおすすめです!

夜のハンドメイドでリラックス&快眠へ|副交感神経が整う癒し時間
1日の終わりに静かに手を動かすと、副交感神経が優位になり、心が穏やかに。
針を通すリズムや糸の感触が呼吸を深め、自然な眠気を誘います。
入浴後〜就寝1時間前がベストタイミングです。
夜はゆったり刺繍もおすすめです!
朝は集中、昼は気分転換、夜はリラックス。ですが、一番大切なのは、自分のペースで“手を動かす時間”をもつことです。

自分に合う無理のないタイミングを見つけてみましょう!
(2)ハンドメイドを続けるコツ
ハンドメイドを健康習慣にするコツは、“完成させよう”より“楽しもう”の気持ちです。
「今日はここまでできた!」くらいの気軽さでOKです。
お気に入りの音楽をかけたり、好きな香りを漂わせたりして、自分だけの癒し時間をつくりましょう。私はYouTubeでクラシック音楽を流すことが多いです。そしてポーセラーツは自分で食器を作れるので、お気に入りのマグカップにあたたかいお茶を入れてリラックスしながら作業をしています。
ハンドメイドは、小さな作品を積み重ねていくうちに、「もっと作りたい」「次はこれをやってみよう」と意欲がわき、それが日々のエネルギー源になります。
ハンドメイドは、ただの趣味ではなく、
✔ ストレスを減らす
✔ 睡眠の質を高める
✔ 免疫力をサポートする
——そんな、心と体をやさしく整える習慣です。

「疲れたな」「気分が上がらないな」という日こそ、ほんの10分でもいいので“手を動かす時間”をとってみてください。
3. まとめ
◎ ハンドメイドは手を動かすことで「副交感神経」が働き、リラックス効果が生まれる
◎ ストレスがやわらぎ、免疫力をサポートする働きも期待できる
◎ 完成の達成感で“幸せホルモン”セロトニンが分泌され、気持ちが前向きに
◎ セロトニンは睡眠ホルモン「メラトニン」にも関係し、質の良い眠りにつながる
◎ 指先を使う細かい作業は脳の前頭葉を刺激し、集中力・記憶力アップ
◎ 初心者はフェルト小物・アロマキャンドル・ビーズ作りが◎
◎ 朝は集中、昼は気分転換、夜はリラックス時間におすすめ
◎ “完成より楽しむ”が継続のコツ。短時間でも心が整う習慣に