【有田焼メーカー比較|後編】暮らしで選ぶおすすめ窯元5選

「有田焼」と聞くと、伝統があり、少し特別な器という印象を持つ方も多いのではないでしょうか。

日本最古の磁気として長い歴史をもつ有田焼は、贈り物や来客用の器として選ばれることが多く「自分にはまだ早いかも」と感じてしまうこともあります。

しかし実際の有田焼は、窯元ごとに雰囲気やつくりが異なり、普段の食卓に取り入れやすい器もたくさんあります。

羊一さん
羊一さん

Sailing Dayの羊一です。

前編では有田焼の背景をたどりましたが、後編となる今回は、代表的な窯元を比べながら「どんな人に合うのか」という視点でやさしく紹介していきます。自分に合う有田焼を一緒に探してみましょう!

羊一さん
羊一さん

有田焼は「どれが一番か」ではなく「暮らしの中でどんな役割を果たすか」で選ぶもの。そう考えると、自分に合う器がぐっと見つけやすくなります。
そこで今回は、5つの窯元を“役割別”に整理してみました。

1. 有田焼5つの窯元比較

窯元・ブランド担う役割向いている暮らしデザインの特徴使うシーン
アリタポーセリンラボ今の有田焼を象徴器にもデザイン性を求めたいマット質感・現代的な色日常〜特別
1616 / arita japan日常の基準点迷わず使える定番が欲しいミニマル・引き算毎日の食卓
深川製磁王道の安心感料理をきちんと見せたい白磁×染付の上品さ日常・来客
香蘭社ハレの日の器節目を大切にしたい色絵・金彩の華やかさお祝い・贈答
皓洋窯道具としての日常気負わずガシガシ使いたい素朴な手描き染付普段使い
羊一さん
羊一さん

どの窯元もそれぞれ違った魅力があり、選ぶ楽しみがあります。

ここからは、日々の暮らしの中での役割に目を向けながら、有田焼の窯元をご紹介していきます。

2. 暮らしに合わせて選ぶ有田焼のおすすめ窯元5選

(1)モダンでおしゃれな有田焼を探しているなら  – アリタポーセリンラボ

有田焼の新しい魅力を暮らしの中で取り入れたい人に

アリタポーセリンラボは、マットな質感と落ち着いた釉薬カラーで有田焼の伝統を現代的に再解釈するブランドです。

 

染付のイメージを更新し、住空間やインテリアになじむモダンなデザインを提案しながら、長い歴史に培われた技とともにあえて大量生産に頼らないスタイルを守り続けてきました。

 

伝統を守るだけでなく新しい発想を重ねる姿勢によって国内外のレストランやブランドとも協業し、有田焼の可能性を“今”へと広げています。

羊一さん
羊一さん

かっちりした和食器ではなく、普段のごはんにも馴染むオシャレな器を使いたい人にぴったりです。伝統のよさを感じながら気負わずテーブルコーディネートを楽しみたい方におすすめです。

 

(2)迷わず毎日使える器– 1616 / arita japan(イチロクイチロク/アリタ・ジャパン

毎日の食卓で迷わず使える有田焼の基準となる存在

毎日の食卓で気兼ねなく使える有田焼として、1616 / arita japanは代表的な存在です。

 

無駄を省いたシンプルで洗練されたデザインは、和洋を問わず料理を受け止め、盛るだけで整った印象に仕上がります。

 

波佐見焼の気軽さに有田焼ならではの薄さや上質な質感を加えた器は日常使いの基準となる一枚。迷わず手に取れる定番を探している人に向くブランドです。

羊一さん
羊一さん

毎日使う器は飽きのこないシンプルなデザインがいい、でも質感やつくりにはちょっとこだわりたい、そんな方にぴったりです。和洋どちらの料理にもすっと馴染むので、どんな献立の日にも頼れる存在。波佐見焼などのカジュアルな器を使ってきた人の“次の一歩”にもおすすめです。

(3)まず間違いのない一客を選ぶなら– 深川製磁(ふかがわせいじ)

料理をきちんと見せたい日に安心して選べる王道の有田焼

深川製磁は、透き通る白磁と深みのある染付で知られる有田焼の王道とも言える名門ブランドです。

 

「フカガワブルー」と称される美しい染付は料理を自然に引き立て、盛るだけで食卓が整う安心感があります。

 

皇室御用達として培われた確かな品質と完成度の高さから、日常使いからきちんとした場面まで頼れる存在です。

羊一さん
羊一さん

上品でちゃんと感のある器が好き、盛り付けるだけで料理の印象が引き締まるような器が欲しい、そんな方にぴったりです。「とにかく失敗したくない」「まずは信頼できる一客を選びたい」という方には深川製磁をおすすめします

(4)ハレの日のテーブルに華を添える  – 香蘭社(こうらんしゃ)

特別な日や節目の食卓を品よく整えてくれる有田焼

香蘭社は、白磁の上に鮮やかな絵付けを施す「色絵(いろえ)」や、金を用いた加飾「金彩(きんさい)」を得意とする有田焼の老舗ブランドです。

 

日常使いというより、晴れの日や節目の食卓で力を発揮する“よそ行き”の器として知られています。

 

皇室への献上実績や海外からの高い評価によって、上品さと信頼感が伝わるブランドで贈答品や記念品としても選ばれ続けています。

羊一さん
羊一さん

晴れの日やハレの場に映える器が欲しい人、大切な方への贈り物に格調高い有田焼を探している人に最適です。普段使いよりも特別なシーンで活躍する器が欲しい方、伝統ある華やかなデザインをコレクションしたい方にも香蘭社はおすすめできます。

(5)ラフに毎日使いたいなら  – 皓洋窯(こうようがま)

有田焼を気負わず日常の道具として使いたい人に寄り添う存在

皓洋窯は、丈夫さと扱いやすさを重視した日常使い向きの有田焼です。

 

手描き染付の素朴で温かみのある表情と、気負わず使える価格帯が魅力。電子レンジや食洗機にも対応し、毎日の食卓で“道具として使い倒せる”存在として親しまれています。

羊一さん
羊一さん

毎日どんどん使える器が欲しい人にうってつけです。普段遣いの食器にも妥協したくないけれど、高級すぎると使いづらい…という方に皓洋窯の器は程よい品質と気軽さを提供してくれます。波佐見焼などカジュアルな器を愛用している方にも違和感なく有田焼デビューできる窯元です。

羊一さん
羊一さん

ぜひ本記事を参考に「誰のために、どんな暮らしで使いたいか」を思い描きながら、あなたにぴったりの有田焼の器を見つけてみてください。

それぞれの器が、あなたの食卓でしっかりと役割を果たし、日々の暮らしを少し豊かにしてくれるはずです。

3. まとめ

◎ 有田焼は「どれが一番か」ではなく「どう使いたいか」で選ぶ器
▶︎ 有田焼=特別、贈答用というイメージが先行しがちだが、実は暮らしに合わせて自由に選べる焼き物。
▶︎ 日常に寄り添うものからハレの日を彩る器まで、窯元によって役割も表情もさまざま。

 

◎ 暮らしのシーンによって“正解”は変わる
▶︎ おしゃれな器を取り入れたいなら「アリタポーセリンラボ」、毎日迷わず使える器が欲しいなら「1616/arita japan」。
▶︎ 上品な王道の器を選ぶなら「深川製磁」、贈り物や特別な日に映える器なら「香蘭社」、日常使いに気軽な器を探すなら「皓洋窯」。

 

◎ 有田焼は「暮らし方」に寄り添ってくれる存在
▶︎ 「誰と、どんな食卓を囲みたいか」想像しながら選ぶことで、器はより身近で頼れるパートナーに。
▶︎ 憧れで終わらせず、暮らしに合うものを選ぶことが、有田焼の魅力を最大限に引き出すコツ。

 

◎ 知って選ぶことで有田焼はもっと楽しくなる
▶︎ 各窯元の個性や背景を知ると器選びが「モノ選び」から「価値選び」へと変わる。
▶︎ 日々の食卓にちょっと特別な一枚を迎えるきっかけになれば幸いです。

有田焼とは?日本最初の磁器の歴史と特徴、伊万里焼・波佐見焼との違いまでやさしく解説【前編】 有田焼とは?日本最初の磁器の歴史と特徴、伊万里焼・波佐見焼との違いまでやさしく解説【前編】 波佐見焼とは?今人気の理由・歴史・特徴を総まとめ|暮らしに合う器の魅力【前編】 波佐見焼とは?今人気の理由・歴史・特徴を総まとめ|暮らしに合う器の魅力【前編】

この記事の監修 長谷 有希央

◎安眠インストラクター

◎睡眠&寝具インストラクター

◎健康経営アドバイザー

◎中小企業診断士 の資格を持つ「眠りと健康経営の専門家」です。