仮眠の時間で人生が変わる?最強のリフレッシュ法を解説!

「午後になると頭がぼんやりして集中できない…」「眠気との戦いで仕事が進まない…」そんな経験、ありませんか?

羊一さん
羊一さん

こんにちは、Sailing Dayの羊一です。


実は、たった20分の仮眠が、その後の数時間の集中力・記憶力・判断力を劇的に高めてくれるって、ご存じですか?


この記事では、仮眠の時間がどのように影響を与えるのかを深掘りしていきます。
読むことで、あなたの“時間の使い方”が変わるかもしれません。

この記事の監修

長谷 有希央

 

Sailing Dayの睡眠先生

◎安眠インストラクター

◎睡眠&寝具インストラクター

◎中小企業診断士

の資格を持つ「眠りの専門家」です。

 

「ぐっすり眠れて、気持ちよく目覚める毎日を!」をモットーに、健康経営や暮らしに役立つ睡眠の知恵をお届けしていきます。

1. 仮眠とは?

仮眠とは、夜の睡眠時間とは別に午後に短時間の睡眠をとることです。

ですが、私たちは1日24時間の中で、仕事・勉強・育児など、やるべきことに追われていて、その中で仮眠を取る時間なんて「もったいない」と感じてしまうかもしれません。

ですが、この限られた時間をどう使うかで、人生の質は大きく変わります。

仮眠は、たった20分で脳と体を一度リセットできる「時間の使い方の最適解」。特に午後の眠気がピークになる時間に取り入れることで、仕事効率や学習効果、さらにはメンタルの安定にも大きく貢献します。

(1)「仮眠=時間の無駄」はもう古い

「仮眠ってちょっとサボってるみたいで気が引ける…」
そんなふうに感じる人も、まだまだ多いのではないでしょうか。

羊一さん
羊一さん

実際には、仮眠は脳科学的にもパフォーマンス回復に効果があることがわかっています。

昼食後の14時前後は体内時計のリズムで自然と眠気が高まる時間帯

仮眠を取ることで、考える力や感情をコントロールする脳の部分が休まり、再び元気に働き出します。

【メリット】

判断力が高まる(迷わず決断しやすくなる)

記憶力が向上する(覚えたことが頭に残りやすくなる)

イライラや不安が減る(感情が安定しやすくなる)

つまり、仮眠は「サボり」ではなく、「仕事効率のための戦略」なのです。

私も仮眠のメリットを知ってから、積極的に仮眠をとるようになりました。

羊一さん
羊一さん


仮眠のイメージを「だらしない」から「スマート」へ変えることで、あなたの時間感覚が一段階進化するかもしれません。 

(2)仮眠を取る人と取らない人の1日の違い

仮眠を取る人仮眠を取らない人
午後の集中力頭がスッキリして仕事・勉強に集中できる眠気・だるさで集中できず、効率が下がる
作業効率ミスが減り、作業スピードも安定するぼんやりした状態で非効率に時間を使う
夜の睡眠深い睡眠がとれ、翌朝スッキリ目覚める疲れが残りすぎて寝つきが悪くなる
翌朝の体調リセットされた状態で朝から快調に動ける眠気・疲労感が残ったままスタート
1日の満足感「よく動けた!」と前向きな気持ちになれる「なんか疲れた…」で終わってしまう
羊一さん
羊一さん

仮眠は“時間を取られる”ものではなく、“その後の時間を最高にする”ためのスイッチみたいですね!

(3)最適な仮眠の時間は何分?

仮眠の効果を最大限に引き出すには「時間の長さ」がとても重要です。

理想的な仮眠時間は10〜30分程度と言われていますが、特に20分前後が効果的です。


30分を超えると「深い睡眠」に入ってしまい、起きたときに頭がボーッとする“睡眠慣性”が発生するので注意!

「昼間に仮眠すると夜眠れなくなるのでは?」と心配される方も多いですが、正しい時間と長さで仮眠を取れば、夜の睡眠を妨げることはほとんどありません。

むしろ、昼間にしっかり仮眠を取っておくことで、日中の疲労感が軽減され、夜の深い睡眠(ノンレム睡眠)の質が向上することも期待できます。


ただし、以下のような条件で仮眠を取る場合は、体内リズムを乱し、夜の寝つきが悪くなる原因になるので、注意が必要です。

夕方以降(16時以降)に仮眠を取る

1時間以上の長い仮眠をしてしまう

仮眠後に再度活動せず、ダラダラしてしまう

羊一さん
羊一さん

大切なのは、午後の早い時間(12~15時)に、20分の短時間で済ませること。

夜の睡眠にも良い影響を与え、1日を通してバランスの取れた睡眠リズムを作ることができます。

2. 忙しい日常に仮眠を取り入れるコツと工夫

こずえ
こずえ

職場じゃ寝られないなあ…

羊一さん
羊一さん

仮眠は“場所”や“時間”を工夫すれば、意外とすんなり日常に取り入れられるんです。

(1)職場・外出先でも仮眠を取るポイント

大切なのは、「眠る」ではなく「目を閉じる」ことを意識すること。
周囲に人がいても、完全に寝落ちる必要はありません。目を閉じて意識を内側に向けるだけで、脳はリフレッシュモードに入ります。

◎車の中、会議室の隅など“20分だけの空間”を見つける

◎耳栓・アイマスクなどを活用する(100円ショップにて購入可能)

◎スマホのアラーム機能で寝過ぎ防止対策をする

(2)仮眠を習慣化するための3つの工夫

「良いことはわかった。でも続かないんだよね…」という方には、仮眠を“生活の一部”として取り込む仕組みづくりがおすすめです。

ポイント

毎日同じ時間に、同じルールで仮眠を取ること

体と脳が「この時間は休憩だな」と覚えるようになれば、自然と習慣化していきます。

たとえば、昼食後に「20分」など、ルールを決めてしまえば迷いが減りますし、「仮眠の時間=リセットの時間」と認識できるようになります。
また、日記やアプリなどで仮眠を“記録する習慣”を作るのも有効です。

羊一さん
羊一さん

「習慣化=意志の力」ではなく「環境とルール」がカギ。
無理なく続けるために、仕組みで自分をサポートしてあげましょう。

(3)コーヒーとの上手な付き合い方

コーヒーを飲むと眠れなくなるとよく聞きますが、仮眠前にはコーヒーを飲むのがおすすめです!

仮眠の直前にコーヒーを1杯飲むことで、仮眠終了後にカフェインの覚醒効果がちょうど出てくるという「コーヒーナップ」という方法があります。

ランチの後にはコーヒーを飲んでみましょう。

私は元々コーヒーが好きですが、この効果を知ってから食後のドリンクを選ぶ際、コーヒー一択になりました。コーヒーが苦手な方は、カフェイン量はコーヒーより少なめですが「紅茶」もおすすめです。

ちなみに先日、夕方コーヒーを飲んでしまったら、その日の夜なかなか寝付けませんでした。コーヒーは上手に付き合うことが大切です。

3. 生活の質が変わる!仮眠が生む“時間投資”の思考法


仮眠は「時間を削るもの」ではなく、むしろ“時間を生み出す”ツールです。
睡眠を「消費」と考えるのではなく、仮眠を「未来への投資」と捉えてみませんか?


たった15分の休憩が、その後の数時間を劇的に効率化し、結果的に余白のある1日・余裕のある人生をつくるきっかけになります。

羊一さん
羊一さん

そう発想を転換することで、私たちの生活の質は驚くほど改善されるのです。

(1)時間を生むために仮眠するという考え方

「寝たら時間がもったいない」そう思って、ずっと無理して頑張っていませんか?

私も以前、企業で働いていた時、そう思っていました。


ですが、集中力が切れた状態で2時間頑張るより、仮眠でリセットしてから1時間で終わらせる方が、結果的には時間の節約になります。

このように、仮眠は“浪費”ではなく“投資”と捉えるのが良いです。


特に脳が疲れている状態では、思考のスピードも判断力も落ちて非効率。仮眠を取ることで、脳の回転数をリセットし、「今やるべきこと」に素早く戻ることができます。

さらに、メンタルが安定することで感情のブレも減り、無駄な悩み時間や人間関係のストレスも激減します。

羊一さん
羊一さん

これって、ものすごい「時間の節約」だと思いませんか?

「時間を生むために寝る」という視点は、人生の舵取りを変える大きなヒントになります。

4. まとめ

仮眠はたった20分でOK

◎午後の集中力・記憶力・判断力が劇的に回復

仮眠=時間を削るではなく、時間を生む習慣

◎仮眠の適切なタイミング:12〜15時

◎コーヒーと組み合わせる「コーヒーナップ」も効果的

◎職場で「目を閉じるだけ」でOK

◎習慣化には「毎日同じ時間+記録」がおすすめ

◎疲れた脳をリセットし、1日を前向きに締めくくるカギ